LUNACY

cygnus' blog

「タゴール・ソングス」

2020-07-25 22:46:03 | 映画
ポレポレ東中野

タゴールについては、実は知るところ少なく。
ただ、高校のとき、英語の授業の教材の文章の中で、(タゴールの作品でなく)名前が引用されていて、英語教師が、君たちは知らないかもしれないが、ノーベル文学賞をとった偉大な詩人なんだと教えてくれたことだけ。

歌まで作っているとか、バックグラウンドとかは、知らなかったし、
ベンガル語文化圏の人々に凄く親しまれ、人々の心に根付いていることは全く知らず、驚きました。

もっとタゴールについて勉強しようと思ったし、音楽や口承の力、言葉の力を見せつけられた気分かな。
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「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」

2020-07-24 16:05:30 | 映画
吉祥寺オデヲン

東大の駒場キャンパスでの討論会があったのは知っていたけれど、こういう内容だったんだな、と。
また、東大全共闘というと、つい山本義隆とか最首悟とか思い浮かべるけれど、それ以外の論客はあまり知らなかったから、お勉強。

もっと政治の直接イデオロギーの話や政治問題そのものの討論会かと思っていました。
思想や哲学というか、少なくとも理論的な(抽象的とか観念的というのとは、またちょっと違うのだと思う)討論会だったんだな、と。
素直に頭のいい人たちの会話を見聞きしました。(だから、頭がちょっと疲れた(苦笑))

それにしても、東大生は、在学中も卒業後も、いい服来ていい家に住んでいるんだな、と。つくづく思ったわ。本筋じゃないけれど。

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「グレース・オブ・ゴッド 告発の時」"Grace a Dieu"

2020-07-23 21:43:23 | 映画
シネスイッチ銀座
フランソワ・オゾン監督

まず、最初に、邦題は完全に誤訳だと思う。逆。英語直訳は、Grace "To" Godだよね。
つまり、神の恩寵ではなく、神「への」恩寵。すなわち、神への仕返しということ。
内容だって、(少なくとも表向き)は、そういうストーリーだよね?少なくともこれだと、原題の当てこすりがわからんよ。

それはともかく。
カトリック聖職者の不祥事がテーマ。性的なことの。
でも、これも、ローマ教皇がフランシスコになってから、カトリックもちゃんと向き合うようになってきたからこその作品かなとは思う。それまでは、制作すら結構難しかったのではないかと。

ラストの、告発グループの内部の不和(とそれに続くシーケンス)が、なかなかのポイントかと。これがなかったら、詰まらん映画になりそう。


しっかし、フランソワ・オゾンのお好みの俳優(青年期)のビジュアルは、どうも僕にはあわない(苦笑)。いや、単なる好みの問題で、お芝居のことではないのだけれどね。



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特別展「きもの KIMONO Fashioning Identities」東京国立博物館

2020-07-19 18:41:10 | 美術展・博物館
観てきました。
ちょっと雑多なところもある気がするけれど、目玉の展示作品群は、やはり観る価値あったなぁと思うのです。
個人的には尾形光琳の影響受けてる作品群が素敵な感じ。

でも、都築響一さんのメルマガにあったように、わびさびなんてどこ?感ありますね(笑)。

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「ペイン・アンド・グローリー」"Dolor y Gloria"

2020-07-12 21:32:25 | 映画
Bunkamuraル・シネマ
ル・シネマは10年以上ぶりかしら?

ペドロ・アルモドバル監督の自伝的要素の強い作品。
主人公サルバドールの人生の、そのときそのとき、そこにあった愛のエピソード集。
キャストにしろ、美術&衣装にしろ、どこまでいってもアルモドバルっていう感じの作品でした。
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「レイニー・デイ・イン・ニューヨーク」

2020-07-05 21:40:17 | 映画
"A Rainy Day in New York"
永井真理子の歌の歌詞にも出てきた(←いつの話だよ!w)、ウディ・アレンの映画。
ティモシー・シャラメ主演なので(笑)。

ウディ・アレンの映画は久しぶり。
相変わらずの何とも皮肉というか、嫌味ったらしいというか、イヤなヒトはイヤだろうなという路線(苦笑)。
ティモシー・シャラメ演じる主人公の役名が、ギャツビー。あのスコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」からの引用なワケで。
恋愛(に限らない人間)の不可思議と不条理にまみれたストーリー。
僕自身の教養のなさ(ニューヨークの街についての知識を含め)のコンプレックスを抉られる作品でした。だから、ちゃんとは理解出来ていないと思う。

ティモシー・シャラメって、猫背の演技も出来るのはわかった(けれど、今回の役はそういうキャラクターだから仕方ないけれど、やはり似合っていない気がする...)。


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「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」

2020-07-04 22:48:58 | 映画

原題"Little Women"=若草物語

 
豪華なキャスティングだし、ちゃんとした原作あるし、衣装や大道具小道具も凄いし、
安心して観られる作品になってました。
 
ティモシー・シャラメって背が高いなぁと思っていたけれど、ルイ・ガレルと並ぶとそうでもないというのは、プチ驚きだった(苦笑)。
 
邦題は、マイライフじゃなくてアウアライフ、または、マイファミリーの方がよかったような気も....
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