レオス・カラックス監督
1999年
これも学生時代に見逃していた作品。
メルヴィル「ピエール」という原作があるのも知らなかったし、カトリーヌ・ドヌーヴが出演しているのも知らなかった(恥)。
とある男の狂気と破滅のお話。
音楽の使い方というかストーリー中のスタジオのバンド演奏が、狂っている感じを増幅させていましたね。
いろいろな都市や城など、描かれていたロケーションも素晴らしい。
日本の配給会社も制作にお金出していたんですね。いまはなくなった懐かしい会社の名前を見かけると同時に、日本のこの20年の経済の凋落も認識しました。