LUNACY

cygnus' blog

雅楽 博雅会 東京公演Vol.2 「源氏物語と雅楽」

2015-01-31 00:19:13 | 歌舞伎・古典芸能
渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール

管弦
「壱越調調子(いちこつちょうのちょうし)」
朗詠「暁梁王(あかつきりょうおう)」
「春鶯囀壱具(しゅんのうでんのいちぐ)」

舞楽
「青海波(せいがいは)」
退出音声(まかでおんじょう)
「長慶子三度拍子(ちょうけいしさんどびょうし)」

とにかく、人生で一度「青海波」を観ておきたかったのです(笑)。
 # 源氏物語の映画で生田斗真が舞っていたやつ(だと思う)...。
んで、ぴあで公演見つけて、そのままチケットゲットしてました(笑)。

演台観て、鉦鼓、羯鼓、太鼓、(鳳)笙、篳篥、龍笛、全部中学で習ったとおりだぁ~(って当たり前だけれど(笑))
篳篥があんなに大きな音が出るとは思わなかったです。
龍笛は「遙かなる時空の中で」の第1シリーズの永泉の小道具と同じかな?

青海波は、舞手さんの衣装もすごかったですね~。

春鶯囀は、長かったっすね~。クラシックだったら、ブルックナーって感じですね(笑)。
もちろん演奏している方にはあっという間なのでしょうけれど。

あと、能楽でも、そうだったけれど、聴いていてリズムが取りにくかったなぁ~。
慣れなのかコツがあるのか。ここを乗り越えられたらなぁ(もっと愉しめるんじゃないかなぁ)と思うんだよなぁ。
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なかのZERO 新春能「雷電」

2015-01-28 23:03:46 | 歌舞伎・古典芸能
番組は以下の通り

狂言「雷」
舞囃子「鶴亀」
蝋燭能「雷電」

久しぶりに、野村萬斎さんを見ました。
能・狂言は20年くらい前に、平泉で観て以来。

能のほうは意外と言葉が分からなくてショックでした(泣)。不勉強というか無教養が恥ずかしい。
事前解説長くて余計かもなぁ~と思ったけれど、そんなことはなくやっぱりあったほうがよかったです((汗)&(恥))。

蝋燭能はその名の通り蝋燭の炎で背景部分の幽玄を演出するもの。今回は、新機軸含みでしたが。

真っ暗な中にイカヅチが鳴って光っての表現を工夫している狂言と能でした。
雷神サマそのものと菅原道真の怨霊との違いはありますが。

2階席でしたが、今度はちゃんと能楽堂で近くで観てみるべきなんだと思いました。
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岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ

2015-01-28 22:59:02 | 美術展・博物館
世田谷文学館

そんなに多くの作品は読んでいないのだけれど、やっぱり気になるお方。
とりあえず、『リバーズ・エッジ』は読んでおかないとという認識を新たにしました。
未発表原稿もあったらしく、展示に岡崎ワールドというか世界観を魅せる工夫を感じました。
25日に行ったのだけれど、2日目とあってかかなり混み合ってました。
映画「ヘルタースケルター」の衣装って、丸山敬太だったんですね。知らなかったです。
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「ぶっしのぶっしん」第2巻 鎌谷悠希

2015-01-27 21:18:10 | 本・コミック
やっと読みました。
鎌谷センセの仏像への愛溢るる作品。
阿修羅も仁王も、動いて戦うアクションものになってるw。

地の神・物の怪が出てきたり鎮めたり、かなり、『遙かなる時空の中で』っぽいよね。主人公たちの衣装とかも。
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「君に届け」第23巻

2015-01-23 23:39:45 | 本・コミック
椎名軽穂

惰性で読んでしまっているこのコミック。
今巻は、ケントとあやねのストーリー。
脇役も適当に扱わないという点にも拍手。

んで、すみません!実は、今巻後半で不覚にも泣きそうになりました(汗)。
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“ITECHO凍蝶圖鑑”

2015-01-22 23:00:19 | 映画
新宿武蔵野館

世の中では、アウトサイダーともくされる人々を追ったドキュメンタリ―
多種多様なアウトサイダーさんが登場してはります。
正視するの辛いシーンもあるので、免疫ない人は要注意です。

ー部フランスでのインタヴューとかもありましたが、かなり大阪のにおいのする作品でした。
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渋沢史料館

2015-01-18 21:59:49 | 街・散歩・小旅行
飛鳥山3つの博物館に行って参りました。
紙の博物館、北区飛鳥山博物館、渋沢史料館の3つ。
個人的には、やはり、渋沢史料館が一番面白かったかな。
紙の博物館は、製紙産業の歴史がわかるようになっていて、産業観光とか産業遺産見学に興味がある人にウケそう。

渋沢史料館には、渋沢栄一に関する資料が並べられていますが、絵は借り物というかレプリカですね。
それにしても、渋沢栄一は、本当にたくさんの企業の興しに携わった人なんですね。個人的には、どうしても第一銀行のイメージだったんですが、かなり産業の立ち上げそのものにも食い込んでいたんですね。

飛鳥山に居を構えて30年住んでいた渋沢栄一ですが、庭園と建築はかなりが空襲で焼失。
現存している、青淵文庫と晩香廬が保存・修復のうえで公開されています。

青淵文庫
晩香廬

ただ、三菱の岩崎邸よりも、ちょっとこぢんまりとした感がありますね~。
椅子の背中にハート型をあしらったりして、ちょっとお茶目なところもあるようです(笑)。
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「捏造の科学者 STAP細胞事件」須田桃子[毎日新聞科学環境部]

2015-01-16 23:44:11 | 本・コミック
世を騒がせたSTAP細胞事件のこれまで(2014年11月時点)の全貌をまとめた本。
このSTAP事件については、毎日新聞が頑張っていたなぁという印象がありました。
この本は、「そして、誰も止められなかった」を、追求した内容。

とりあえず、(本文でも使われている語彙ですが)虚構に踊ちゃったというか、砂上の楼閣を構築して崩れたというか、ホントに中身空っぽなものを取り繕っていたんだなぁという印象。
若山さんが、オレたち裸の王様じゃね?という科学的に真摯な姿勢を取り始めてなかったら、本当に恐ろしい。
丹羽さんがもっと深く関わっていたように感じていたのだけれど、そうでもなかったということか...。
故・笹井さんには、もっと、真実を明らかにして欲しかったという思いはやはり残りますね。疑惑が深まる中、反証が出てくる中、STAPにかかわる現象をどこまで信じていたのかと、なぜ小保方をかばい続けたのか。
バカンティさんも、実はたいしたことない(あるいは、そこまでスゴクはない)研究者のかもという印象を持ちました。

竹市さんの当事者意識のなさというのは、ちょっと唖然とするレベルで、組織の論理を優先しなけりゃならないとしても、ちょっと疑問の残る態度。本の帯にあるように「"真相究明派"ですよね」と言って笑っている場合じゃない。

小保方については、今さら何を言うことがあるかと思いますが、とりあえず虚言癖とか精神系の病気を一度確認してもらった方がいいのかもとすら(以前のニュースの時点から)思ったりします。


あと、理化学研究所の動きのまずさ・組織防衛優先は、僕はニュースではちゃんとフォローできてなくて、この本で知ることが多くて、これも、ダメだわという感じ。
ただ、この組織の論理・ムラの論理という部分は、他人の振り見て我が振り直せというか、自戒を込めなくてはとも思うわけです。

そして、この事件って、満州事変から太平洋戦争敗戦までの日本の社会と相似形に見えたりもします。また、連合赤軍事件やオウム真理教事件の、首謀者たちの論理というかノリと共通のものも感じたりします。
STAP細胞は、大本営発表だった、共産主義化の地平では~という論理だった、ハルマゲドンがやってくるはずだった、というロジックとそれを貫こうとした(そして、当然、破綻した)、というのとあまり変わらなかったという気がしてしまうのです。


それから、非生物系の方で、これから読まれる方へ。
STAP細胞とSTAP幹細胞を、ちゃんと区別して読み進めましょう。1字しか違いませんが、混乱しやすいので。


最後に。
著者の須田桃子さんは、僕が学生時代にお世話になった研究室のご近所の研究室の一学年下の学生さんでした。
専門が宇宙論だったはずなのに、よくぞここまで生物学(とくに発生生物学や再生工学)の知識を身につけて、各科学者・研究者の人と堂々と渡り合う・専門知識が必要な取材するようになったなぁと、脱帽しております。
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文化学園服飾博物館「時代と生きる ―日本伝統染織技術の継承と発展―」

2015-01-16 21:46:14 | 美術展・博物館
染物や織物、そして着彩の技法に特化した作品の展示。
ただし、伝統的な手法の解説というよりは、明治以降の近代化・機械化の紹介が強かったという印象。
職人さんの実演が、ビデオなのが惜しい。ココの学生さんなら、授業でやるのかもですね。
鑑賞するより勉強するモードになってしまう企画展でしたが、ひとつひとつの着物の意匠も美しかったです。
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「知ろうとすること。」糸井重里×早野龍五

2015-01-11 22:58:08 | 本・コミック
コピーライターと物理学者。
twitterを使っていたが故に福島のことに関わっていくことになってしまった早野先生と、早野先生のツイートを信頼できると思って情報を頼った糸井さん。ちなみに、ボクは両方ともフォローさせてもらってます(笑)。また、あのときから早野先生をフォローさせてもらっているのも糸井さんと同じ。

福島第一原発の事故後の被曝状況についてのまとめ。
ほか、被曝と今後のことについてどう考えていくかの対談。タイトル通り、現実との向き合っていきかた・不安との対話のための科学的な考え方についてのお話でした。

コレ、コミックだったら、もっと人々に受け入れられる気もしました。また、説明図があってもいいのかな?という箇所もあったり。
(真っ当な意味・ポジティヴな意味での)「「素人する」こと。」という糸井さん的なシャレかと思ったけれど、それは穿ち過ぎだよね?(笑) どうしても「おいしい生活。」とか「ほしいものが、ほしいわ。」とか思い浮かんでしまうから(汗)。
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「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」加藤陽子

2015-01-11 22:38:42 | 本・コミック
著者の栄光学園での集中講義録をまとめた本。
頑張って400ページに収めた感じ。

日本の近代史を各戦争へ突入するまでの政界・財界・軍・民衆の意識の動きを丹念に追っている解説。
われわれは、学校の授業では、まだまだ、近代を上っ面だけなぞって教わって終わりだったんだなと思い知らされました。
とくに、この加藤先生の著作は、キーとなる人物の人物像や書簡などから迫っているのがポイントだと思う。
参考文献・資料も充実。

この本が出版されたときの池上彰サンとの対談は、コチラ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110802/221831/


野中郁次郎「失敗の本質」、猪瀬直樹「昭和16年夏の敗戦」、保阪正康「あの戦争とは何だったのか」
とあわせて読んでおきたい一冊。
もちろん、ただでさえ当時の人の記録・記憶の曖昧さや矛盾などもあるし、資料も膨大なので、これらの本の中で矛盾もあるような気がしますが、とにかく、過去に学ぶことは大事かと。
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高野山東京別院

2015-01-02 15:02:35 | 街・散歩・小旅行
こちらにも初詣.
ちょうど大護摩祈祷中でした.
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塩野七生『神の代理人』新潮文庫版

2015-01-01 23:10:21 | 本・コミック
年末から読んでいて、読了。
とても面白かった。というか、塩野七生ファンにして恥ずかしながら未読だったというべきか(笑)。

愛すべき(欠点まで含めて人間らしい)14世紀から15世紀の法王(教皇)たちの姿を描いた作品。

サヴォナローラとフィレンツェの段では、なんだか今の日本を見るような感じがして、その意味で怖かったです。
それから、全主要登場人物が、惣領冬実『チェーザレ』と(当たり前なのだけれど)同じワケで、あのコミックの画が浮かんできました(笑)。

塩野七生というフィルタを通してであっても、歴史上の人物や組織の影響を自分も受けているなぁって思う。
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足利織姫神社と鑁阿(ばんな)寺

2015-01-01 22:24:10 | 街・散歩・小旅行
元旦に遠出の初詣に行ってきました。

目的地は足利。栃木県。群馬県と間違えられそうなところ(笑)。

まずは、
渡良瀬橋
森高千里の歌の歌碑とともに。

最初に目指したのは、足利織姫神社。
足利織姫神社参道階段
この二百ウン十段の階段を昇りますw。
結構、足にキます(苦笑)。
足利織姫神社境内と本殿

お参りの後は、中央通りを東へ。
足利商工会議所

そして、足利学校へ行ったのですが、午後三時で閉門でアウト(泣)。

次は、鑁阿寺へ。真言宗で大日如来が本尊。足利家の氏寺です。

参詣行列が長くて、お参りまで40分くらいはかかったんじゃないかな?

楼門(山門)
本堂[国宝]
経堂[重文]
不動堂
多宝塔
鐘楼[重文]

本堂は参詣行列と出店で正面からは、適切な写真が撮れませんでした。
すいているときにゆっくりお参りしたら、気分も落ち着くだろうなっていう感じのお寺でした。
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