LUNACY

cygnus' blog

2014第83回日本音楽コンクール本選会・ピアノ部門

2014-10-26 22:14:55 | ピアノとクラシック
東京オペラシティコンサートホール

共演:円光寺雅彦指揮 東京フィルハーモニー管弦楽団

コンテスタントは、演奏順に
五十嵐薫子(KAORUKO)さん、石田啓明くん、桑原志織さん、西原瑠一(RUI)くん
曲は、五十嵐さんが、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番で、ほかの3人がチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。
みんな若いw。僕が大学生の頃に生まれた子らだわ(笑)。

以下、あくまで個人的な感想。記憶違い・勘違い御容赦下さい。

・五十嵐さん
 緊張していたのかもなのだけれど、とにかく音が鳴っていない印象。どこかしらものたりない感じ。

・石田くん
 男の子らしい心もちダイナミックな演奏だったかな?装飾音を大きめに鳴らしていた気がする。
 とにかく堅実な演奏だったような気がする。

・桑原さん
 滑らかな音色で観客を惹き込んだ感じ。4人の中では、一番、音に華がありました。
 オーケストラを引っ張る感じすらあったかな。演奏会的な意味での余裕があった感じ。

・西原くん
 男の子の演奏なのに、超可愛らしい弾き方をするコでした。高音域でとくにそれが顕著だったかな。
 そして、ダンパーペダル踏み込んでも和音を濁らせないテクニックは、4人の中ではトップだったと思う。

結果は、
1位~4位の順に、石田くん、桑原さん、西原くん、五十嵐さんでした。
岩谷賞(聴衆賞)は桑原さん。僕も、桑原さんに一票入れました。


ついでに書いておくと、東京フィルってもっとヒドい演奏するかと思ってました。失礼しました。

あと、聴衆も業界人多くて、同門の門下生同士で群れている集団って、あれ苦手です(汗)。


それから、放映が以下の通り。
[本選]ラジオ(NHK-FM):11/11(Tue) 19:30-21:00
[本選]テレビ(NHK BSプレミアム):112/9(Tue) 6:00-6:55
[ドキュメンタリー](NHK Eテレ「若き音楽家たちの挑戦 第83回日本音楽コンクール ドキュメント」):12/6(Sat) 16:00-17:00
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旧軽井沢の街

2014-10-13 16:59:27 | 街・散歩・小旅行
↓のセゾン現代美術館行った後、帰りまで時間があったので、旧軽井沢まで繰り出して、街並みを観て歩きました。

歩行者天国の人混みを避けて、まず、
聖パウロ教会へ。カトリック。

観光協会もおしゃれな建物になってます。

ショーハウス記念礼拝堂。聖公会。
ショー: Shawさんです。決してShowではありません。念のため。
奥には、記念館があります。
この敷地の向かいには、芭蕉の句碑。


帰りに、ミカドコーヒーでお土産買いました。


ただ、この旧軽井沢(―銀座とも)。
京都の嵐山や新京極のような観光客だけ&それ向けの店でゴチャっとした感があるんですよね~。
或いは、店が年長者向けになって、客層の年齢が上がったら、まんま巣鴨。
演出されたオシャレというかキッチュというか。
正直、そのあたりがシンドカッタっす。

駅の観光案内で薦められた(けれど、帰りの交通に不安があって行くのをやめた)、三笠ホテル(重要文化財)の方を観に行けば良かったかも(汗)。

セゾン現代美術館でも客層対して感じたし、また、街行く人にもどうもセンスというか発するオーラの筋の悪さを感じてしまって、
そうかコレは、坂東眞理子センセじゃないけれど、言葉は非常に悪いけれど成金の街なのかと合点してしまった次第でした。
一番、ホッとしたというか好感したのが、根っからの地元の人と思われる蕎麦屋の店員クンのオーラ(笑)。
でも、コレも、都市経営経済というものの一面なのでしょう。
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『堤清二/辻井喬 オマージュ展』セゾン現代美術館

2014-10-13 16:12:15 | 美術展・博物館
え~っと、うまく説明できないのですが、何かに突き動かされるように軽井沢まで行ってしまいました(汗)。



昨年亡くなった、実業家としての堤清二/作家としての辻井喬の氏の業績を偲ぶ企画展。
氏が蒐集した作品がこの美術館の収蔵作品群の一部になってもいるわけで。
西武流通グループの企画した展覧会ポスターや著作や書斎?執務室?を、ゆかりの深い収蔵作品を並べてました。

基本的に、現代美術は苦手なのだけれど、すごくいいなというか、僕にとってわかりやすい作品が多く、好い気持ちになりました。
ただ、これらの作品が、藝術論・作品論的に優れた作品かは、わかりませんが。
宇佐美圭司先生(武蔵野美術大学に永く勤められた藝術家)とのコラボ作品が多数あるとは知りませんでした。

結構、見入ってしまい、後から来た人に何人も追い越されてしまうくらいツボりました。
というか、僭越ながら、堤清二/辻井喬さんとボク、話し合うんじゃね?と思えてならなかった感じでした。

また、池袋のセゾン美術館がなくなったから仕方ないけれど、作品群をココに眠らせておくのはもったいないなぁとも思うのでありました。

バス停からの道で一枚。

もう木々が色づき始めていました。
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