LUNACY

cygnus' blog

「崖上のスパイ」

2023-02-26 21:14:22 | 映画
原題「懸崖之上」, 英題"Cliff Walkers"
チャン・イーモウ監督

1934年の満洲が舞台のスパイ映画。
アクションも入っているよね。
ストーリーをすべて追いきれなかったかも(汗)←皆が同じような格好と容貌に見えるのよ(言い訳)。でも、最後まで飽きずに退屈しませんでした。

あと、親子の愛情モノを持ち込むの表現するの中国映画は得意だよね~(勝手な思い込みではあるけれど)。

ロケにしろスタジオにしろ冬の(場面の)撮影は大変だったろうなと思う。



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「すべてうまくいきますように」

2023-02-24 23:37:56 | 映画
原題"Tout s'est bien passe"
フランソワ・オゾン監督

この監督さんは、ついチェックしてしまうのよね。「俺の墓で踊れ」以来かな?

尊厳死あるいは安楽死がテーマの作品。
ところどころに宗教や人種の問題、(この監督さんなら必ず出てくる)同性愛の問題をからめながらのストーリー。
自分の親が、この作品の父親と同じこと言い始めたらどうする?というようなことを考えながら観ていました。

出だしの方で眠くなってしまったけれども、母親役のシャーロット・ランプリングの登場で目が覚めた。出演しているのを知らなかった。
実際にメンタルを病んでしまった人を、その手の役にフィーチャーするってすごいな。
でも、やはり、目の離せない演技でした。
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「シャドウプレイ 完全版」ロウ・イエ監督

2023-02-23 21:56:14 | 映画
原題:「風中有朶雨做的云」, 英題:"The Shadow Play"
k's cinema
 
検閲による削除部分を復活させた完全版。
実話を元にした、中国の天安門事件以降の30年間の広州と台湾と香港が舞台の作品。
 
人間関係もドロドロしているし、暴力やアクションもけっこうあるけれど、時代の空気、特に熱気が感じられる作品でした。
オチが最後の方まで読めなかった。サスペンスやミステリーに慣れていないせいかも。
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「二十歳の息子」

2023-02-19 22:36:59 | 映画
ポレポレ東中野。島田隆一監督。

観に行ったのは2日前の2月16日木曜日。
ゲイ男性が養子縁組をしたことについてのドキュメンタリー。
観客は、LGBT当事者よりも児童福祉・更生にかかわる人なんじゃないか?と見える人が多かったかな?

終演後トークショーのゲストは、三宅唱さん。着眼点が本当に映画監督らしい。
そして、自分も同じトコロをツッコみたかったということが多かった。

作品も、よくこのシーン(というかカットというべき?)を捕らえたよなぁというところがいくつもありました。
トークショーで話題になった、網谷さんの「大好きだなぁ」の箇所なんて、すごすぎる。
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外山啓介ピアノ・リサイタル (2023.2.19.Sun)

2023-02-19 22:29:57 | ピアノとクラシック
トッパンホール

<セットリスト>
モーツァルト:
 ピアノ・ソナタ第17番 変ロ長調 K.570
ワーグナー/リスト:
 イゾルデの愛の死
フォーレ:
 ノクターン第4番 変ホ長調 op.36
ショパン:
 舟歌 嬰ヘ長調 op.60
 プレリュード 嬰ハ短調 op.45
ラヴェル:
 ソナチネ
 ハイドンの名によるメヌエット
 ラ・ヴァルス
<アンコール>
ショパン:ノクターン第8番Op.27-2
ショパン:ノクターン第20番「遺作」

手短かにコメ残しておくと....
やっぱり、外山くんの場合アンコールが一番いい(笑)。
佳かったのは、「イゾルデの愛の死」。それこそ、アンコールしてまた聴きたいレベル。
ラ・ヴァルスは、ちょっと粗かったかなぁ...。
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「同潤会アパート」展 関東大震災から100年

2023-02-12 20:21:57 | 美術展・博物館
白根記念渋谷区郷土博物館・文学館

丹下健三の展覧会以来かな。
絶対、ここの学芸員さんに建築フェチいるよね(笑)。

同潤会アパート。
冬目景"ACONY"にも出てくる。
僕は、代官山の取り壊し前に上京していたのに、その価値がわかっていなくて(つまり知らなくて)見ることが出来なかったんだ。不明を恥じる話。
表参道の青山アパートと、江東区の白河については、訪れたり見学したりしたりできた。写真も撮れたはず(たぶんどこかにあるはず)。

展覧会公式図録買っておいたので、これから読むのが楽しみ。

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新国立劇場「タンホイザー」

2023-02-11 18:48:34 | ピアノとクラシック
2023年2月公演。
2019年公演と続いて観たことになるのかな?
久しぶりのオペラを愉しみました。

演出で、舞台装置や背景画もシンプルで好感。
それてキリスト教的な部分も十字架のみ。これ、ルター派の影響?カトリックだったら、ゴテゴテしてマリアやキリスト像が出てくるのかなと思う。

第2幕のファンファーレから行進曲パレードのところ。
ここの音楽も僕は好きなんだと実感。そして、舞台上の人の動きの演出も好感。

それにしても、何時間もよく響く声で歌ってられる声楽家の喉ってスゴいと思う。

「ローエングリン」もそうだけれど、長回し台詞の歌のところ。どうしても字幕に意識取られるよね。しかも、横長の英語字幕もあるから、そっちにも気を取られたり。
かといって、ドイツ語がわかるわけでもなし(苦笑)。LiebeとかHimmelとかしかわからんかった(笑)

ただ、音楽。ちょっと音が粗い感じかな。もっと柔らかくい音と滑らかなメロディがほしい。
あと、第3幕のラスト。電子音使っていた?ちょっと気になった。
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