LUNACY

cygnus' blog

『ジョゼと虎と魚たち』

2004-05-24 01:57:41 | 映画_2004-2007
目黒シネマでムーヴオーバーで見てきました。現在は飯田橋のギンレイホールかな。

ブッキーと池脇千鶴が主演。『きょうのできごと』にも二人とも出ているけれど(笑)[cf:←これは若者群像劇]。『きょうのできごと』と同様にブッキーは大学生の役。

最初、千鶴ちゃんにシンクロしちゃった。博覧強記なキャラという点ではなく、他人に対しても壁作ってココロ開かないトコロ。
途中、ブッキーと千鶴ちゃんが濡れ場(死語(笑)?)を演じるんだけれど、コレが結構いい感じ。より正確に言うと、「気持ちが満たされたエッチ」をしているシーンを、映画で久しぶりに観たわ。若いのに二人とも頑張ったねぇ。見習えよ、ハリウッドのくそバカ野郎ども(笑)。
最後も、安易なhappy endingにしなくてマル。現実的というかリアリティがとても良い。ただ、欲を言えば、泣き方もっと上手になろうねぇ。及第点は十分あげられるけれどさ。>ブッキー

あ、あと、この映画も関西弁の「ひびき」が重要やね(笑)。
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双頭の鷲

2004-05-24 01:47:13 | 東宝ミュージカル
『エリザベート』観て愉しんだ方もこのブログを御覧の方には多いと思うので、このネタで参ります。
「ハプスブルク家の紋章は“双頭の鷲”である」というのは「真」ですが、「“双頭の鷲”が紋章であればハプスブルク家の証である」というのは「必ずしも真ではない」です。要注意っすよ。

ハプスブルク家について解説すると、どうしても、神聖ローマ帝国の話になりますが、“双頭の鷲”は、さらにその前のローマ帝国の東西分裂前からの話になるんです。
ビザンチン帝国(東ローマ帝国)とその系列の皇帝家も紋章に使っているんです。

逆にヨーロッパのネタだと、必然的に『双頭の鷲』が絡んでくることは多くなります。それが、ハプスブルク家のネタとは限らないので、気をつけて下さいネン。
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『エリザベート』の重箱の隅

2004-05-24 01:46:40 | 東宝ミュージカル
あぁ、突っつくのはミットモナイ(笑)。だけれど、書いてしまえ(笑)。嗚呼、何て最低な人間なんだろう(笑)。

「とんでもございません」は日本語としてオカシイってのは、昔essayの欄に書いたので省略。

「泣いた~笑った~くじけ~求めた~ むなしい戦い破れた日もある」....
ちゃんと時制を一致させようよ(笑)。コンナこと気になるのボクだけだろうけれどさ(笑)。
[1] 「日もあった」にするか
[2] 「日もある」にしたければ、「泣い【て】笑っ【て】くじけ求め【て】」じゃないと。

今度は逆に、某演出家の弁護(になるのかな?)

難しいのは、日本にいると「皇帝」と「国王」の区別をあんまり意識しなくて済むことなんですね。
ヨーロッパでは、emperorとkingを区別します。大英帝国なんて言いますが、あくまで、united kingdomであり、エリザベス女王なんです。ただ、対応する英語もないせいもあって「"prince",皇太子」と言ったりしますが....。「皇太后」はどうなんだろう....(不勉強(笑))。
中国でも伝説の時代の「堯」「舜」に始まり秦の始皇帝、その後も王朝が変わっていっても、武帝、光武帝、煬帝....って、清の時代まで続くんですよね「帝」が。これも英訳はemperorになっちゃうんですよね。確か。

エリザで皇太后様が「すべてを王家に捧げること~」なんて歌っているけれど、本来ならば王家ではなく、皇帝家です。じゃぁ、上手い訳や語呂のあう訳語があるかといえば、ナカナカ難しいですよね。「おうけ」と発音して「皇家」と綴るとか(笑)。
ただし、嫁ぐ前は「王家」にいたのでSissiが「プリンセスなんて呼ばないで!!」というのは正しいのです。

それから、何回も「オーストリー皇帝」って台詞が繰り返されます。わざわざ「オーストリー」ってつける意味は「ある」のです。ココで、「あ、ハプスブルク家は分家がスペインを統べていたから、それと区別するため」って意味でとらえられると、困る....いや、困りはしないんですが(笑)、それが一番大きな理由ではないんですね。1648年ウェストファリア条約(笑)によって、実質的に崩壊した「神聖ローマ帝国」の皇帝ではない(それが言い過ぎなら、「神聖ローマ皇帝」という言葉が意味を持たない)という意味と、19世紀に現れた「フランス皇帝」ではないという意味からなんです。
でも、劇中では、そこまで考えなくて済みますね(笑)。単に「オーストリア」の「皇帝」って考えれば(笑)。

でも、何も考えずに翻訳したなんて言わないでね(笑)。先生。
あーんど、自分が間違えた知識を披露していないか心配(核爆)。
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オイラとヅカ

2004-05-24 01:45:44 | 宝塚歌劇団
星組公演は、個人的にはあんまり面白くなかったです。いや、"PURE LOVE"ほどじゃないけれど(笑)。劇の方もRevueの方も。劇は、モンマルトルに集まった芸術家たちの群像劇。なんか中途半端なんだよなぁ(笑)。ラスト、檀れいが男っぽく振る舞って、湖月わたるが驚く表情をするんだけれど、「押忍!!」を連発して屋上で「あ゛ぁー」って発声をしている女子を高校時代たくさん見てきた身にとっては甘すぎて(笑)。
Revueの方も悪くないんだけれど....。(オイラを知っている人は)考えてみて下さい。「cygnusのイメージ」と「カリブ海!!」「燦々と降り注ぐ太陽!!」「原色の世界!!」どう考えても、そぐわないですよね(爆)。

モンマルトルとモンパルナス、紛らわしいので気をつけましょう(爆)。意味不明なオチ(笑)。

にしても、ナンでこんなにヅカを観に行っているんだ? オカシイ。アリエナイ。
「強く興味を持ったものだけ」→「本公演は一通り」→「青年館公演まで手をつけた」ってなってるし(笑)。
 # でも、次の青年館は時間的and経済的都合で、観に行けないな(笑)。
それに、「トップを知っておかないとつらいかなぁ」→「やっぱ、せめて2番手3番手まで知っておかないと話しについていけないかなぁ」→「もうちと知っておかないと次に誰がブレイクするかわからんかも」ってなって....。
"YOUNG STAR GUIDE"だけじゃなく、「おとめ」まで手許にある(爆)。
とりあえず、自分から、生徒さんをNicknameでカキコミはするまい(笑)。いや、Nicknameわかる人がドンドン増えてるんですけれどね(爆)。

コレもファンになる人が「誰もが通る道」なのだろうか(笑)。

ま、でも、そのうち熱も冷めるでしょう(笑)。
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関西行きと『キャンディード』大阪千穐楽

2004-05-24 01:44:43 | 舞台[その他]
皆さん> 17日に京都で法事があったのです。で、一番安く往復するには航空機+ホテルのパックなのです。ってことは、「コレは16日に関西入りして、16日の『キャンディード』大阪公演を見るしかないだろう!!」ってことで、関西へ行ったのです。あぁ、雨さえなければ本当に良かった。足もとはグチョグチョ。公演後は雨がやんでいて本当に良かった(笑)。

2階の後ろの方の席だったんだけれど、ガラガラだったモンだから、係員の人が開演5分くらい前に入ってきて「前の方へどうぞ」と(笑)。S,A,B,Cの座席位置を切り直してくれて、チケットで指定された列より7列前で見られました(笑)。Lucky!!

アッキーの「ほんま? ほんま? ほんま? でもなんで?」の関西弁がね、イマイチ板に付いてなかったかなぁ~。でも、サービス精神は買い。嬉しいですよね~。口笛は「チューリップ」。サンタロザリア号のおっさん「3万といいたいところだが、勉強して2万9800ギルダー」ってあんまり勉強していないよ(笑)。
多分爆竹が禁止だったからだろうけれど、カーテンコールでのリボンや銀紙吹雪がなかったのがちと残念(笑)。オーケストラのアンコール演奏もなかったし。
ただ、個人的(あくまでシグナス主観による)には、オーケストラ演奏は東京公演の方が良かった気がする。序曲の時点で「あれっ?」ってなっちゃったんです。座席の位置のせいかもしれないですが。ラストももっと迫力あった気が....冷めてみるようになったせいかなぁ。

とにかく悔しいこと: 座席の位置が悪くて、キャンディードの公演で一度も籠にモノを入れられなかったこと(笑)。誰かに頼めば良かったかな(笑)。
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18日に星組みてから

2004-05-20 01:43:43 | 東宝ミュージカル
♪ゆ・めー カ~・リ~・ビ~・アン ナイ・ト~~
ってアタマの中で何故かグルグル(笑)。
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ちょっくら明るい話題でまいりましょう。

2004-05-15 01:57:00 | 映画_2004-2007
ってことで美少年ネタ(をいっ(爆))。淑女の皆さんには目の保養になりますでしょ(笑)。

先日『女王フアナ』っていうスペイン映画を観たんですが、そこで、準主役....でもないな(笑)、ウン、脇役のエロイ・アソリン[Eloy Azorin]にツボ。感じやすそうな男の子の役でね(笑)。
『オール・アバウト・マイ・マザー[All About My Mother]』は観てなかったからチェック抜かりましたな。
『女王フアナ』の映画の評価はまだ自分の中で定まらず(笑)。結構ポジティヴに評価していたんだけれど、エラク評価低い評価をweb上で読んでしまったもんで(笑)。
結局、表現の好みは「蓼食う虫も好きずき」ってことですかねぇ(苦笑)....。

次っ!!
『エリザ』で川綱・苫篠・塩野の3チビルドにハマられた方もいらっしゃると思うのですが....。
彼らと同じ世代のマッティーア・ディ・ピエッロ[Mattia Di Pierro]くん。
映画『ぼくは怖くない』の準主役。台詞で『守護天使』を連発するので、その面でも印象に残りました。
....で、その若さでカフカ読むんですか....オイラ読んでません(恥)。
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しつこく『キャンディード』(笑)

2004-05-15 01:42:53 | 舞台[その他]
少し冷静に考えてみましょう。イヤ、悪い意味ではなく。
もし、自分がアッキー(中川晃教)ファンでなかったら、この『キャンディード』を、どう感じたのかと(笑)。

コレって、やっぱり、エンタメとしてのミュージカルっていうにはキツイところあるんじゃないかなと思うんです。
出演者の誰かのファンでもなく、初めてミュージカルに触れる人には重いんでないかなぁと思います。
出演者は演技で遊んでいてコッチもそれで受けて笑えるけれど、ストーリー自体が遊んでいないという感じだし。
音楽も口ずさむなんて難しげなクラシックのノリの曲だし。
ヴォルテールとバーンスタインの偉大さを知るには、いい戯曲だと思うんですが(笑)。

ボクは、音楽は、なぜかクラシックから入ったような感じの(あくまで「つもりの上」では(笑))人間なので、クラシックにモトモトある程度の親近感があるから、「いいジャン」って感じられたところがあるんじゃないかと思うんです。
それに、フランス[語圏]の映画を結構な本数観たことがあって(例えばジャン・リュック・ゴダール[Jean=Luc=Godard]とか)、風刺の文化にも慣れていたから、受け入れ易さがあったんじゃないかと。
普段から、ヨーロッパ映画や日本のマニアックな映画を観ていて、哲学的なノリにも慣れて好んでいたから、ホイホイOK!!ってなったんじゃないかと。

なんかそんな気もします。

今どきのハリウッド好きの人々には馴染めないかも....。
夢をかなえるようなサクセスストーリーはないし、愛し愛されて別れてクッツイテ苦しんでのラヴストーリーもないですから(笑)。
いや、決して悪いと言っているワケじゃなく、とっても素晴らしい作品であることは確かなんです(笑)。
敷居が少々高めで、万人向けとは言い切れないかなぁと(笑)。
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『キャンディード』東京千穐楽!!

2004-05-12 01:41:57 | 舞台[その他]
明治乳業のヨーグルトが食べたかったのか(笑)、「ブルガリア~」と先走ってしまったアッキー(笑)。やっぱりカワイカッタ(笑)。

もう、キャンディードとクネゴンデの籠にはみんなノリノリでドンドン入れまくってるし(笑)。こういう観客一体型っていいですね。「三億円くらい入ってないと」とかってアドリブにも繋がっていきましたし。

最期のカーテンコールはお祭りでしたねぇ。楽しかったですね~。

坂元カカンボが、マスト張るため、第一幕最後にロープ登るけれど、あそこ『ジャングル大帝』の第一幕最後にシンバがロープからターザンしてくるのと、イメージがシンクロしないでもないかな(笑)。
羊さんをナデナデしているのがまたいいね(笑)。まさに百獣の王でありながら心優しいライオンですな。

指名手配の似顔絵が、確かにアッキーの似顔絵なんだけれど、あんまり似ていないの(笑)。
鼻の穴のトコロ黒く塗りつぶすなよ(笑)。美男が台無しじゃよ。
で、読み間違えでなければ、報奨金が9億リラ(笑)。読み違えていたらスイマソンm(__)m。

あと、アッキーの歩き方。歩き方でなければ「足使い(笑)」。独特で面白い。でも、街で真似て歩いていたら怪しまれるかも(笑)。

で、気がついたら、昨日11日、オイラ、夕食食べ損ねたまんまだったんだよね。12日の朝、どうも調子が変なはずだよ(笑)。でも、千穐楽終了後そんだけ気分が一杯だったんだ。
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つひに....

2004-05-11 01:41:14 | 舞台[その他]
本日11日火曜日。『キャンディード』東京千穐楽~。
(*^^)//。・:*:・°'★.。・:*:♪・°'☆

気がついてみればあっという間に過ぎた感じです。今日も、アッキー他出演者の一挙手一投足を見逃さないように、音楽も歌も聞き逃さないように、記憶にとどめましょう~。あ、一階席の通路寄りなど、恵まれた席の方は、キャンディード手持ちの籠に入れるモノを忘れずに(笑)!!「*****しか入っていない~(泣)」って叫んでもらうために(笑)。
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キャンディード

2004-05-09 01:40:38 | 舞台[その他]
いやぁ、やっぱり、なんか圧倒される感じですね。音楽がすごいから迫力あるし。

みんな本当に演技に余裕が出て来た感じでした。 思ってたよりだいぶ笑いを呼ぶシーンありますね。初日はこっちもストーリーを追っ掛けるのに忙しかったかなぁと回想。

さぁ次に観るのは東京千穐楽! 「何はともあれ、私は"CanDide"を観に行かなくてはなりません」(笑)。
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『きょうのできごと』

2004-05-05 01:56:15 | 映画_2004-2007
という映画を観ました。
今までボクが観た映画の中とはキャラクターの違う伊藤歩ちゃんと、新人(というほどでもないかな? 仮面ライダー555に出演していたみたい)松尾敏伸くんのチェックのため。

いやぁ、伊藤歩ちゃんが結構コミカル(ってのいうのとも違うんだけれど....) でオシャベリな役を演じていたので面白かった。岩井俊二監督作品に良く出てくるんだけれど(この前の『花とアリス』にも出演)、いっつも、【静かだけれど確かな存在感】の役が多かったから。多面性を観られたかなと。田中麗奈ちゃんとの掛け合いもOK。

あ、この映画は他にも、ブッキー、カッシー弟、池脇千鶴ちゃんなどなど....が出演。舞台は京都(笑)。
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ごめんなさい(笑)。

2004-05-05 01:39:16 | 宝塚歌劇団
アッキー。アタシ浮気しちゃいました(笑)。
って、もともとチケット押さえてたんですけれど(笑)。

月組『愛しき人よ』@日本青年館。
霧矢さん演技に貫禄がでてる感じ。あーんど月船さんは張り切り過ぎ(笑)?小気味よい程度にオーバー(笑)。でもOK。
それから、「こどもの日」特別アドリブがいくつかあってお得な気分♪
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