LUNACY

cygnus' blog

重松成美「ブレードガール 片脚のランナー」第2巻

2019-05-26 21:31:29 | 本・コミック
ストーリーの熱さがあがっている感じですね。
ちゃんと青春ストーリーになっていますね。

パラスポーツのうち、視覚が不自由な人の種目→アイマスクをする、聴覚が不自由な人の種目→耳栓をすることで、健常者も体験できるけれど、義肢を装着するものはできないから、想像だけでリアリティを感ようとしても、その難しさが増しますよね。


あとがきのページの位置があれ?なんだけれど、気にしないでおこう。
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「ダンス・ダンス・ダンスール」第13巻

2019-05-26 20:36:08 | 本・コミック
ジョージ朝倉

熱いストーリーももう13巻かいっ。早いな。

もうね、本巻は、どちらのペアにも拍手おくりたい。
ラブ分もほどよいさじ加減かな?
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「ドント・ウォーリー」("Don't Worry, He Won't Get Far on Foot")

2019-05-19 20:34:16 | 映画
ガス・ヴァン・サント監督
ホアキン・フェニックス主演。
というわけで、オレゴン州ポートランドのにおいのする映画になるのは必然的かなと。

ホアキンも、やはり、リバー・フェニックスの弟だけに、どこかしら似ているというか面影ありますよね。

風刺画家のジョン・キャラハンを描いたストーリー。
依存症とその各自の抱える原因のコミュニケーションにおける「赦し」の問題。

もともと、ガス・ヴァン・サント監督の映画には、オープン(防御のないという意味も含め)なグループ対話のシーンが多いわけだけれど、
禁酒セミナーのセラピーでのストーリーテリングが展開軸に使われているから、輪をかけて多かったですね。

それにしても、この手のセラピーってのは、結局、20世紀なかば~後半に栄えた認知心理学の応用なんだな、ということを改めて感じました。
カルト宗教や自己啓発セミナーへの距離は意外と近いやつ。
映画観ながら、大学生のときダブルスクールで英会話学校通っていたとき、narratiive (story)のトレーニングさせられたけれど、あのトレーニングもルーツ同じじゃないかと思えてきていました。

そういえば、僕、老子をちゃんと勉強していないな...(汗)。
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「ビューティフル・ボーイ」("Beautiful Boy") [2019.5.17加筆]

2019-05-11 22:49:21 | 映画
シネマカリテ
これらの写真からわかるように、ティモシー・シャラメがやっぱり気になって観に行ってしまいました(苦笑)。

一番衝撃だったのは、ラストカットの次、エンディングスクロールに入る前のラストクレジットの、米国アンダー50の死因の一位が薬物過剰摂取ということ。

依存症脱却の困難さと、周囲の向き合い方の困難さ、松本俊彦先生の専門分野の話ですね。
親子(とくに父子)関係も<うまくいっていたはずなのに感>を描こうとしていたのかな。

そして、あとから気がついたのだけれど、これ、薬物依存ではなくカルト宗教でも、置き換えられる・似たことが起きるんじゃないかなと思った。
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山本おさむ「赤狩り」既刊4巻

2019-05-07 23:05:06 | 本・コミック
とにかく、自分の無知を恥じます。
ハリウッドの赤狩りの史実については、うっすらと聞いていたけれど、ここまでショッキングな話だとは思わなかったです。
人間の横暴を、また、人間の弱さを、思い知らされます。
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『荒野にて』"Lean on Pete"

2019-05-05 20:29:41 | 映画
ヒューマントラストシネマ渋谷
原題のPeteは主人公の可愛がる馬の名前。
アンドリュー・ヘイ監督。
主演のチャーリー・プラマーが、第74回ベネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)。

少年の成長を描くロードムーヴィ(って、宣伝やメディア記事まんまだけれど(汗))。
ポートランド(だからオレゴン州かな)からワイオミングまで。

よく考えたら、(フットボールは話題に出てくるけれども)主人公にリアルな友人が出てこない。やはり、孤独ということ。
んで、ポスターからして線の細い男の子×孤独モードというのは、どうもかつての僕の自己認識と共鳴してしまうのかな。無意識のうちにこの映画が気になってしまったのはそのせいかな。

チャーリーは、ピートに乗ることもなかったけれども、その意味を考えてしまう。
ピートが脚をいためているだけではない気がする。

それから、ラストのショット。チャーリーの表情が決して明るくない。今後のチャーリーの道行きを暗示しているといことかな。


とりあえず、佳いドラマ映画観たという気分にさせてくれる作品ではあるかなと。

ただ、エンディングソングに歌詞翻訳字幕なかったよな。謎。

(2019.5.6加筆)
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多田由美『レッド・ベルベット』第1巻

2019-05-04 19:52:16 | 本・コミック
オビに大物漫画家の皆さまのコメント。
期待されていますね。

多田由美さん作品は、絵柄が、どうしてもコチラをひきつけてやまない。

本作のストーリー。何て言うんだろ?ゾクッとする感じが、ありますよね。
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「大石芳野展 戦禍の記憶」

2019-05-03 01:21:47 | 美術展・博物館
東京都写真美術館

ポスター・フライヤーに使われている写真って、大石さんご本人ではなく、メイン作品だったのですね。恥ずかしい。
なんとか、観ておくことができました。

すべて、戦禍の後の民衆を撮った写真です。
兵士はいなくなっても、まぎれもなく、戦争は続くということ。
首謀者が気にすることがない、戦争の現場を切り撮ったということ。

いまの日本への警鐘か。

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『ある少年の告白』("BOY ERASED")

2019-05-01 20:32:50 | 映画
シネクイント(移転後)←旧シネパレス

ルーカス・ヘッジズ主演。
ほかラッセル・クロウ×ニコール・キッドマンという重量級の役者陣が脇を固めていますね。
グザヴィエ・ドランも出演。

アーカンソーというから共和党が強い保守的な地域だとは思うけれども、21世紀にもなって同性愛者への矯正プログラムが行われていたとは驚き。
とはいえ、あのプログラムは、ほとんどカルトのセミナーと言っていいものだろうし、引きこもり脱出セミナーもまさにあの手のものだし、現代の日本でも他人事ではないよね。

ラストの父子のやり取り(わかりあえなさ・すれ違い)は、自分と重なる部分があるなと感じました。もしかしたら、この世のすべての父子に通じるのかもしれないですね。

あと、これは、些細なことなのだけれど、ジャレッドとヘンリーのそれぞれの教会の宗派の差異によるノリの違いが面白かった。
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