思えば「ぎんなんくん」なんて作ったくせに、自分で作って食べようともろくに考えなかったな。
桑園辺りじゃ街路樹のギンナンを拾っている人を見かけたけれど、粒が小さくて食べられるのか?これ。なんて思ったっけ。
中島公園隣の護国神社で袋一杯にギンナンの実を拾っている人がいて、思わずどうやって食べてます?と聞いてしまった。ネットでは見た事があるけれど、みんなどうしているんだろうと思ったら封筒に入れてレンジで温めるだけと聞いて、そんな簡単ならと興味が涌いた。
しかしその護国神社じゃ木には沢山成っているのに下には全く落ちてない。
どうなってるの?と思っていたら、そばにいた女性が色々教えてくれて、雨や風の日は狙い目なんだけれど、本当に好きな人は午前4時前から拾いに来るとか。
4時って
それじゃ落ちてない訳だ。
その後別な所で大きなギンナンが拾える所を発見。
とったは良いけれど、その処理が大変。
やっぱり何とも言えぬ香りが
水につけてから果肉を取るのだがしばらく臭いが鼻についたようで、とても家の中ではできないかも。
護国神社で教えてくれた女性によると2、3日乾燥させてからが食べ頃と言っていたが、一晩で食べてみた。
教えてくれた通り封筒に10粒くらい入れて温め。パンパンと数個がはじけ出したらもう食べられる。
手でむけない時はペンチの丸く空いた部分で挟むとカパっと割れる。
ふむふむこんな色してたっけ。グミよりちょっと固め。
はっきり言って味はあまりないが、かんでいるとほのかな甘みが広がる気がする。
食べながら、そういえばギンナンと言えば…「ぎんなんくん」じゃないか
すっかり忘れてた。
これだろこういう事だろ