道草、より道、まち歩き。

思いつくまま 気の向くまま、街をぶらぶら歩いています。
ブログの内容もゆるくて、道草、より道ばかり。

画廊に立ち寄る

2011年11月09日 23時36分40秒 | アート・文化
大通り18丁目での会議の帰りに近代美術館の横を通って帰って来たら、反対車線のマンションの1階に画廊を発見。
何度も通っている場所だったはずだけれど、いつからこんな店があったのか。

ウインドウから覗くとちょっと高級そうだけれど、「ご自由にお入り下さい」とも書いているし。
日本の画家が多そうだけれど、ミュシャなんかも飾ってあって、ほとんどが自分の好みの感じだと見ていると、店主の方が「どんな絵がお好きですか?」

うわ、きた~。考えてみれば画廊だから、ギャラリー的な気軽な所じゃなかったか。
「えぇ~写実的なのが好みで」

というと、すかさず「では◯◯◯◯とか、####とか?」と尋ねられる。
あいや~名前までは知ってる作家なんてそうないんだよなあ

「野田弘志さんが好きですねぇ」とこれはホントなんだけれど、すると
「野田さんはもう旧知の中で、よく会いますよ」なんて。
ひえ~レベルが違う所だったか

「今お勧めは林哲夫さんで、これなんか5万円以下ですから」
と勧められたのが、水彩画で果物を一つ描いた小さな絵の画家だった。古い本を精密に描いた絵と同様に店内でも一番目を惹かれたものだった。
なんでもコーヒーのコマーシャルにも使われるというし、BSだったでも紹介されたとか。

おお俺も見る目があるかな~んて思ったが、これで5万円かあ…俺でも描けるかもなんてこそっと思ったりして
店主の方はそのBSを録画したものを見せてくれたり、林哲夫さんのデッサン集とか持って来てくれたり、色々な事を教えてくれたけれど、ジーパンで自転車でフラッと立ち寄ったオレが絵を買える人間だと思ったのだろうか(^^; いや欲しい事は欲しいよ。
人は見かけに寄らないとも言うけれど、見たまんまだからなあ(笑)
しかし一見の客でも大事にしようという事だろうか、また行きたいと思わせられるところだった。

絵は買えないけれど、良い絵を見せて貰って収穫だったなあ。

コメント (2)
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