道草、より道、まち歩き。

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チリも積もれば

2008年01月20日 23時34分25秒 | ヒトとクルマ
ガソリン価格に上乗せされている揮発油税の暫定税率が3月末に切れるということで、自民党と民主党で争点になっている。なんでもこの暫定税率はオイルショックの頃に作られた物とか。暫定という期限付きだった物がいつの間にかもう数十年。ガソリンを入れてもたまに【ガソリン税】と、別に表示している給油所もあるけれど、大抵は給油量と単価しか表示していない。若い頃はガソリン税という表示を見るまでそんな税金があることすらしらなかった。きっと公民とかで勉強はしていたかもしれないけれど、他に入湯税とか他にもサービス税のような目に見えない税金もいっぱいあって、消費税も導入されていつの間にか皆が高額納税者になっていたりして。
驚くのがこの暫定税率でリッター当たり25.1円の税金が発生して、年間ベースで2兆もの税金が発生しているとか。自民党はこの税金を廃止して今後、道路建設の財源はどうすんだ!?と反対しているが、この税金の中から公務員宿舎の建設もしたうえに格安で居住できるというのだから、ちゃんと調べると本当に道路だけに流れているのか?と疑いたくなる。東国原宮崎県知事によると、宮崎県は高速道路が通っていないそうだ。昔はハネムーンといえば宮崎(ちょっと古いかな?)だったし、シーガイアとかいう立派なリゾート施設もあったので、それほど不便なところとは思っていなかったが、そのガソリン税が地方に入らなくなるといつまでも不便なままだという自治体は他にもあるようだ。
しかし今まで散々税金をつぎ込んできた筈なのにまだそんなレベルなの?とも思う。一方では四国に3本も立派な連絡橋が架かっているし、東京アクアラインは利用者も居ないのに巨額な建設費であっと言う間にできてしまったし、第二東名高速はもう建設が始まっているのかな?東京都内は高速道路建設~渋滞~新しい道路建設~渋滞~建設を繰り返しているし、東京は人か、車が減らない限り渋滞の緩和なんて無理だと誰も思わないのだろうか?
山奥には立派な舗装道路のスーパー林道が張り巡らされている。「スーパー林道」という言葉を検索すると、【白山スーパー林道】というのがあって、1977年に森林開発公団が開設した。ここは去年12月に廃止されたが、松岡前農水相でも話題になった、農林水産省が所管していた後の独立行政法人緑資源機構にだった。道路というのは一体どれだけ作れば足りるのだろう?前々から優先順位を付けて道路建設を進めてという話はされていたが、全然変わっていない。今後も極端には変わらないのだろうか。
「ローマの道は一日にしてならず」という言葉があるけれど、日本の道は永久に終わりはないようだ。

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