昨日の新聞に掲載されていた日本リアリズム写真集団(JRP)の写真講座と交流会に参加してみました。
第1部はJPG代表理事である英(はなぶさ)伸三さんを講師に招き、英さんが撮ってこられた写真を見せていただきながら、その説明と時代背景などの話を伺いました。
農村や子ども、中国の過去と現在の街を撮って来た英さんの作品は報道写真として見ても、とても迫力があって農村の写真では時代の変化や歴史、日本の移り変わりをも感じられる素晴らしいものでした。
冒頭は映画の話なども交えてどんどん写真とは関係なくなっちゃう? 中国の話しが始まると止まらなくなって少し不安を感じはしたものの、話しも面白くて引き込まれる所がありました。
第2部は交流会と言う事で、札幌の他に小樽と夕張からの参加者の方が持って来られた写真を、英さんが批評するというもので、JRPの会員でもある参加者の方も居られて、皆さん良い写真を撮っておりました。
10時半から16時までと結構長丁場を英さんは、ほとんど立って写真の説明をしておられ、こっちが疲れた〜と思っていましたが、後から英さんのプロフィールを見るとなんと80歳で、とってもそんなお歳には見えなかったので非常に驚きました。
また、写真の1枚1枚の説明も丁寧で、かつ被写体に関した情報もとても詳しくて、知識がとても豊富で凄いと感じられました。年齢を考えるとネットもない時代に凄い努力をされて調べたりしたのだろうなと思います。