いつ頃から年末年始、大晦日、正月を感じられなくなったのだろう。
昔…子どもの頃というと40年前くらいとして、年末になるとお餅をついたり、と言っても機械だったけれど。また母がおせちと言えるかどうか、なますとか昆布巻きとか〜ほんのちょっとだけれど正月っぽい料理を作り、父がしめ飾りを玄関や車に付けたり。
家族一緒にレコード大賞から紅白歌合戦を見て………。
ちょっとしたことだけれどそれで一年が終わり、新しい年を迎えるって雰囲気も感じられた。
年が明けると特にどこに行くと言うこともなく、テレビを見ていたのだろうか。流石に当時は元旦に開けている店もなかったのだろうが、2日にもなると気が付くと父が居なくなっていて、パチンコにこそこそと出掛けて行った。
私も高校生になると年賀状配達のアルバイトを初め、2日こそ休みだったが12月20日頃から1月7日くらいまでは昼間は家に居なかったので、ますます正月を感じるのは夜の紅白歌合戦くらいだったかも。
その当時、NHK-FMでは洋楽のベスト・ヒット(どんなタイトルだったか忘れたが)を夕方から夜にかけてびっちり放送していて、エアチェックに夢中になった。
当時は80年代、洋楽のロック・POPSが全盛の時代、英語は全く分からなかったが本当に夢中になって聴いていた。そのせいで今でもついつい仕事をしながら聴くのは80年代ロックになってしまう。
1999年から2000年になる時には2000年問題が発生し、実家で高校の同級生とスナックで飲んでいたが、0時になる前に医療関係者だった子が、不具合が生じるかもしれないと帰って行った。
結局問題は特に何もなく、新しい年になった。
最近は元旦営業の問題がとりざたされるが、ビックカメラなどはお客さんが来る限り開けるという姿勢だ。鶏が先か卵が先かではないが、営業してるから行くのか、来るから営業するのか。
百貨店が元旦から福袋の販売をすると開店前からとんでもない行列ができたりする。そこまでして…と考えてしまうが、初売りが百貨店には大きな売上になるというから会社としてはやっぱり続けたいのだろう。
仕事をする側としてはどうなんだろう。
40年前、50年前に比べると女性が働く割合も非常に増えたのに、サービス業が何倍も増えたために人が足りない業種も多い。昔は1次産業の割合も高かったけれど、今は逆どころか1次産業の従事者はほとんど居ないんじゃないだろうか。
レコード大賞にEXILEの会社? が1億円払ったとかいうニュースもあったり、iconなんて聞いたことがないグループが新人賞だと知り、ネットニュースとか見ると韓国のグループだとか。
これくらいくだらないことはない。外国の歌手が貰えるならアメリカだってイギリスだっていいはずだろ。該当者なしでいいだろ、もうレコードでもないだろうし。
紅白歌合戦も結局、映像を期待したPerfumeくらいしかじっくり見なかったので、もうどうでもいいんだけれど、ヒット曲もない紅白でしか歌わないような歌手が出なくなったのは良い傾向かもしれない。