とりあえず雪は一段落、しかし先週の雪によって道はガタガタ、市内はあちこちで大渋滞。
今朝の朝刊一面にも創成川沿の国道が両車線とも車の列が延々繋がっている写真が掲載された。
西区琴似の本通り近くではこんな感じ。ここだけでなく市内の道はほとんどこんな感じ。中通から大きい道に出る時には全然見通しが悪いし、歩行者も完全に見えないので本当に気を付けないと。
一方発寒のメイン通り、稲荷街道=ぎんなん通りはというと。
雪山はご覧の通りなくて、見通しも良く綺麗なものです。ただこの数日の暖かさで道路はガタガタで車もノロノロ運転。
それでも流雪溝のおかげで雪山はなくなり、見通しもスッキリ。
こういう流雪溝は市内でも数カ所で、藻岩と新琴似、琴似本通、北郷と発寒くらいなものです。
流雪溝は住民の要望もあって、八軒の下水処理場があるという幸運な面もあり実現しましたが、もっと住民は大事にして活用するべきだと思います。
発寒北地区は比較的上手く利用しているようで、道路に面している店舗、住宅はもちろん、遠くからスノーダンプを改良して大量に運んで来る人もいます。
この開口部の下に下水を処理した水が流れていて、雪を入れるとどんどん融けながら流れて行きます。
バスも通る道なので、雪のせいで道路が狭くなるとどうしても交通に障害がでます。またこの流雪溝があっても、駐車場や空き店舗などがあるとそこだけ雪が残ってしまい結局一車線しか利用できなくなり、渋滞にも繋がってしまいます。
実質雪が降った時にはしっかりと利用されますが、好天が続くとぐっと利用が減るので、個人的には地域の雪を毎日少しづつでも良いので流してやる事ができればいいのにな〜と思っています。
ハツキタ商店街では「40年後、札幌で一番住みやすい街へ」を合言葉にしていますが、2年前に理事長に「〜ってもう5年も前から言っていますが、これって徐々に減らす考えはありますか?」と聞いたら笑って誤魔化された。
北国の住民の悩みとしてはとりあえず雪問題。
この雪の解決にはこの流雪溝が大変重要。流雪溝をもっと上手く活用できれば40年後と言わず、5年後くらいにでも札幌で一番住みやすい街になるように思う。
やっぱり地元に住んでる人間じゃなきゃ感じない事もあるだろう。