道草、より道、まち歩き。

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地球にやさしい生活(エコトーク映画祭)

2014年02月09日 23時36分04秒 | 映画
Noinpactman生涯学習センターちえりあにて「エコトーク映画会」がありました。
映画に先がけてエコトークということで、『できた!電気代600円生活』の著者はらみづほさんの後援会が予定されていたのですが、東京からこの雪で帰って来られないとのことで、急遽はらさんのパートナーである坂山保之さんが代役を務めました。

最初に電気料金の公開という感じでほくでんからの電気使用量の明細がスクリーンに映しだされました。
2013年12月分~6kWh=245円、2014年1月分~11kWh=284円と、驚愕の使用料。

冷蔵庫をやめて電気代600円生活が現実となったとのことでしたが、その代わりガス代が高額にってことはないと思いますが、時間の都合上あまり深く生活の事を聞けなかったのは残念でした。
しかし代役とはいえ大阪出身の坂山さん、話が上手でもっと笑いを入れたかったと残念そうでした。

映画はニューヨークに暮らす夫婦と一人娘の3人家族が電気なし、ゴミ出しなし、一年間新しいものは買わないという生活を試みることになったビーヴァン一家の様子をドキュメンタリー形式で映し出します。

一人娘はまだ幼くオムツが必要で紙から布へ。
妻は出版社に勤め外食大好き、お洒落も好き、料理も夫に任せてしたことがない浪費家。
物書きの夫はエコ生活を通して何が必要なのかを知りたいと、一年間の実験を始めると宣言。

まず、テレビを処分、使い捨ての容器の商品は購入せず食品も包装がないマーケットで買い物。移動は自転車利用、ゴミを出さないために生ごみはミミズを入れたコンポストを製作。半年近く経過した時に電気もブレーカーを落としロウソク生活へ。

しかし冷蔵庫がないのがやはり不便で自家製の冷蔵庫を作るが上手くいかず、コンポストからはコバエが発生、妻はもう一人子どもが欲しいと言い出し実験はどうなるのか。

結論は1年を経過して実験は終わり、電気はブレーカーを上げる事にしたが、一年間エコ生活をして妻の考えもかなり変わり、自転車も市場へ行くことも続けようと思うし、テレビは要らない事が分かった。
でも、旅行もたまには行きたいしミミズはやめたいと妻の言葉で終わる。

たった一つの家族の行動が大量消費社会のアメリカを帰るとは思えないし、作中にはエコ生活を続ける夫のブログに誹謗中傷が来るという、一家族のライフスタイルも許さないアメリカという国の不自由さを見た気がした。

そういえば「不都合な真実」から6年…。
電気代を数十万も使っているアル・ゴア元副大統領は今頃どうしているんだろう。

コメント
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