道草、より道、まち歩き。

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エンダーのゲーム

2014年02月20日 23時25分56秒 | 映画
Endersgame50年前、昆虫型宇宙生命体フォーミックからの突然の攻撃により地球は甚大なる被害を受けたが、その時一人の戦士によって人類が全滅することは避けられた。
しかし、次の襲撃に備え宇宙戦争を終わらせ地球滅亡を救うために、世界中から集められた精鋭の少年を兵士とするべく過酷な訓練を受けさせる。

その中でも圧倒的な直感力と、リーダー性を認められたエンダー=アンドリュー・ウィッキーは宇宙上にあるスペースキャンプでも驚くべき早さで頭角を現し少年たちの指揮官となり、フォーミックと戦う艦隊を現実と変わらないほどのシミュレーションでの闘いでも勝利を収める。
リーダー性と、戦うための素晴らしい感覚を持ちながらも、フォーミックを全滅させる事に疑念を抱くエンダーだった。

これを見て真っ先に思い出したのが宇宙戦艦ヤマトの古代進。
地球を救うためガミラスと闘い、いざやっつけてしまうと涙を流して悔やむ。

分からないでもないが、やらなければこっちがやられてしまうのに、それもどうかなあと子供ながらに思ったものだ。
特に宇宙人に対して言葉も意思の疎通もなく一方的に攻撃してくる相手にそんな感傷が通用するものだろうかと。
人間同士、国同士でもそううまくいかないのに、相手を思いやって戦争を回避させることは理想的ではあるのだけれど。

映像的にはよく出来ていて、無重力状態などはゼログラビティと同様にどうやって撮影したのだろうと、感心させられ、戦闘場面も迫力があり、宇宙人というかフォーミックという生命体は蟻のようで映画エイリアンにも通じる所があったりする。

全体的には面白かったけれど、ストーリの方は戦争映画にもありそうないじめがあったりするのが、SF映画といえどもアメリカ映画の限界なのかなと思うし、行進する時の掛け声なども戦争映画そのままというのはなんとも進歩がないなと考えさせられる。
VFXがいくら進歩してもその辺りに未来性を感じられないとなんだか興ざめする。

最近エンドロールに日本人名を発見するのを楽しんでいるが、今回は結構見つけた。
ヒロタツタニグチさん、ジュンコタムラさん、タツヤドバシさん、レイカニシノさん、ノリコサトウさん。
最近世界で活躍する日本人が多く紹介されているが、映画の世界でもどんどん世界進出をしていると感じます。

コメント
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