道草、より道、まち歩き。

思いつくまま 気の向くまま、街をぶらぶら歩いています。
ブログの内容もゆるくて、道草、より道ばかり。

通勤電車

2012年08月23日 23時49分24秒 | 日記・エッセイ・コラム
朝9時から市内だけれどちょっと距離のあるところで打ち合わせということで、8時過ぎに桑園駅で待ち合わせをすることに。

普段なら当然自転車でスイスイ~っと行くところだが、朝からの豪雨で車にしようかJRにしようか悩む。

車なら桑園駅のイオンに停めるしかないし、雨の日の朝は線路沿いの道はかなり混むので時間が見えず、やはり確実なJRにする。

時間的には余裕があったけれど、こんな時間に電車に乗るって…考えても分からないほど久しぶり。

ホームに入った電車はやはりかなりの混み様。

なんとか乗る事はできたが、中の方って結構空いているんだからみんなほんのちょっと詰めれば良いのに。

東京の友達が話していた通勤に比べると、まあ大したことはないんだろうけれど、慣れない私にはあの密着感がちょっと精神的に悪かったりして。

妻からするとそんなの当たり前、どんだけ通勤が嫌なの?って感じだろうけれど、根っからの田舎者だから仕方ないかな。

考えると今まで1時間以上の通勤なんてした事ないからなあ。

せいぜい30分くらいだったか、学校も小学校が歩いて20分で一番遠かったっけかな?

でもJRも電車の数も増えて便利になったもんです。

コメント (2)
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原発と労働者

2012年08月23日 00時37分24秒 | 社会・経済
先日イベントの撤去で一緒のトラックに乗った20代の子と話をしていて、他に7人くらい一緒の会社の人が来ていたのですが、聞くと派遣会社から来ていると言う。

まあ自営業の私も立場は似たようなものだが、当然というか時給で換算され、保険などの社会保障はないという話や、私も若い頃に土木や建築のバイトをしたけれど、その頃からそういう職種はそれほど日給も上がってないというような話をしていた。

泊原発にコンクリート打設の仕事に行ったら雨で中止になって、そのまま何もしないで戻って来てそれでも1日分7000円貰ったという話をして笑っていたら、ちょうどその派遣会社で、今も泊原発に行っている人たちもいるそうだ。

もちろん放射線の管理区などではなくて什器の搬入という仕事らしいが、それでも入構するために免許証などの提示などかなり身分証明は厳しいらしい。

そういう所は時給良いの?と聞くと、他と変わりはないらしい。
また、その子の友だちが北海道電力に入社して直ぐに泊原発勤務になったそうで、電力社員でも原発勤務は嫌がられていて、一度原発勤務になると偉くなっても本社他支店などに栄転することもなく、会社を辞める以外原発から出られることは難しいと話していた。

末端の労働者だけでなく、電力会社社員でも原発で働いている人は放射能被曝の危険性は高いだろうに、そういう現場の声や労働環境がどれほど公開されているんだろうか。

政治家や経済界は原発を動かさないと日本は大変な事になると考えているようだけれど、自分や自分の子どもが危険で過酷な環境で働いたり、働かせる覚悟があるんだろうか。

いつもそういう人たちは高い所から勝手な事を言っているが、まず現場に入ってみろと言いたい。

今日の朝刊で、北海道の最低賃金が14円上がって、719円とすることを道地方最低賃金審議会(そんな所が賃金を決めてたんだな~)が答申したという記事が1面トップになっていた。

それでも時給換算の生活保護費より16円低く、未だワーキングプアの解決には至っていないという。
雇用側もこれから消費税のアップも見据えなければならず、これ以上は本当に辛いだろうと思う。

そんな状況で、4面には『参院、私鉄無料パスやっと返上』という記事もあった。
この無料乗車証は民鉄協が20年に渡って廃止か費用負担を求めていたが、衆参両院は対応してこなかった。

国会議員にしても官僚や一部の公務員にしても、一度握った特権を手放さないという意識はどうしたら変えられるのだろう。
財界にしたって、会社が大きな赤字を抱えても自分の食い扶持は守ろうと必死な輩が多過ぎないだろうか。

『奪えば足らず、分ければ余る』という言葉もあるが、仕事も金も物も、みんなで分け合えば今回の大きな災害だって乗り切れる筈なのに、復興資金でさえ自分の懐に入れようと考える輩がいる事には呆れるしかない。

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