道草、より道、まち歩き。

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発寒北地区社会福祉協議会春季総会

2012年05月15日 23時39分06秒 | 社会・経済
発寒北地区社会福祉協議会の春季総会が開かれました。
主な議題は、地区社会福祉協議会、福祉のまち推進センターそれぞれの昨年度の実施報告と本年度の事業計画、日赤社資と共同募金の実績の報告などです。

中でも中心となるのは募金活動の実績で、発寒北地区は西区の共同募金でも8つある地区の中でももっとも期待額の達成度が高い地区で、昨年度は1,291,000円の期待額に対し、1,658,122円と128.4%の達成率でした。

まあ募金に期待額があるのも?と思われるところですが、何事も目標があってということでしょうか。
常々思うのは小学校、中学校、高校などの学生にももっと募金などの役割、意義などを教えてもいいのではないかというところで、プルタブやボトルキャップを一生懸命集めるのと比較して考えてもらうこともいいと思うのですが、学校なんかは生徒の自主性にお任せという感じです。

話は変わって、何事も「組織」になると予算はつきものですが、社会福祉協議会にも当然決算があって、監査があります。
地区の社会福祉協議会だと年間100万円程の予算額で、高校の生徒会予算など1000万円をも超えるので、比較すると微々たるものですが、たいていの組織の予算の収支では次年度へ繰り越しとなる金額が発生します。
社協の決算でも4割ほどが繰り越されることになりました。

議事を聞きながら、この繰越金って全国全ての組織を合わせると一体どのくらいの額になるんだろう?と考えていました。
あまりに繰越金があると会費を安くするとか、うちの町内会だと除雪費を減額するとか色々考えられますが、もっと大きな国の予算となると、使い切りで繰り越しをさせないのが役人の腕のみせどころだとか。

それで余計な工事とか、無駄な建物、構造物が日本全国に出来てしまう訳ですが、結局政権が変わってもその体質は大して変っていないようで、公共事業が減った減ったと嘆く人もおりますが、いつまで税金を頼って食ってんだ?!と思うのは少数なんでしょう。

それで増税は嫌なんだから虫がいい。
いやもちろん増税は嫌です。がっ、増税しなければいけないほど国の予算を悪化させたのは、これほどまでも公共事業に依存しすぎた国民そのものにも責任はあるのでしょう。

いつになったら信頼できる政府、行政ができるのでしょうか。

コメント
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