寛容な世

大阪市職員の入墨調査で110人が入墨をしていると回答しました。
その前に入墨をしている職員を市民が不快に感じたとの報告や、幼児を対象の施設で子供に入墨を見せて脅かすというような件もあったことから、この調査にまで及んだとのことですが、職員3万人で100人は0.3％は多いか少ないか。

最近は入墨をタトゥーとかいって随分寛容な社会になったようですが、やっぱり古い人間としては一部としてもどうも抵抗がありますよ。
ヤクザの人が背中に彫ってる立派なものも銭湯で見た事がありますが、あそこまでいくと一般の社会に戻れないという覚悟もあるのでしょうが、小さなものは今は結構ファッション感覚で入れるんでしょうね。

でも女性が母親になって、若い時に入れた入墨を周りに見せることができず悩んで手術で取ったりして、酷い痕が残ったりすることもあるようだから、小さい物と言えどもある程度の覚悟が必要というか、後々のことも考えるべきでしょう。

しかし市の職員が入墨を入れる感覚ってなんなのだろう？と思う。
給料を税金で～という以前に公僕という意識はないんだろうな。

教職員はこの調査に反対して、アンケートにも答えなかったというのだから、教職員の入墨を入れている割合は0.3％どころではないのか？って思ってしまう。まさか先生が入墨なんかしていると思えないから、橋下市長のやることは何でも反対なんだろう、きっと。

市民のアンケートでは50％が市職員の入墨に反対していて、25％がまあ良いかな？というか、処分の問題とか橋下市長が嫌いというのや、周りにそういう人がいる人なのかもしれない。
私の友達にも知り合いにも小さくても入墨している人はいない筈だけれど。

生活保護を不正受給している人や不正に税金を滞納している人に対して、凄みを効かすために徴収する市職員が入墨を見せるっていうのはアリかも（笑）
それにしても札幌市は大丈夫なんだろうか。
上田札幌市長は人権派市長だから、そんなアンケートはしないだろう。