道草、より道、まち歩き。

思いつくまま 気の向くまま、街をぶらぶら歩いています。
ブログの内容もゆるくて、道草、より道ばかり。

貴族のチーズ作り

2009年08月24日 00時48分24秒 | 食べ物♪
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札幌の小学校はすでに新学期が始まっております。
夏休みに入ってすぐ、息子が自由研究をどうするか母親と相談をしているのを聞いていると、何かの本に「貴族のチーズ」というのがあって、牛乳を煮詰めて塩を加えるだけでチーズができるというもので、昔のチーズの作り方らしく、それにしようかな~などと言っている。

それを聞いていて、じゃ帰省した時におじさんの牧場で絞り立ての牛乳をもらって作れば、加工した牛乳より上手くつくれるんじゃないか? と助言すると、そうしよう! ということになりました。

墓参りを済ませ叔父の牧場へ行き、お願いするとさっそく今朝絞ったばかりの牛乳を持って来てくれた。
せっかくだから私も久しぶり、というか何年かぶりに市販ではない絞り立ての牛乳を飲ませてもらった。
本来は大手乳業メーカーに行って加工される牛乳だが、その前の高温殺菌されてない牛乳は甘くて美味しかった。

ホットミルクにするともっと甘みが出たのだが、札幌に持って帰るのには痛んでしまうので、4リットルを焼酎の入っていたペットボトルに入れてもらう。
昔は一升瓶でもらったものだが、こんなところにもペットボトルが進出してるのかとしみじみ。

チーズの方はというと、牛乳を暖めると脂肪の膜ができ始め、それを混ぜていき、どんどん水分を飛ばしていって、固まる位になったら少量の塩を入れて、型に入れるとそれだけでチーズの完成。
その模様を写真に撮ってやり、説明とともに画用紙に貼っていたが、レイアウトやデザインもあったものではないような出来。
う~んオレの息子なのに(--; 全然才能がないなコイツは、綺麗に仕上げようという気もなさそうだし・・・などと感じる。

出来上がったチーズを早速ビールのつまみに♪ と貰ってみたが塩を入れ過ぎでちょっとしょっぱ目。後味もあまり良くないし、塩はホンのちょっとで良かったようだ。
息子も自分で作ったくせにほとんど食べない。
1リットル分の牛乳を使ったのにもったいない! トーストに乗せたりと色々試してみたが、結局私一人で食べる事になりそうだ。しかしまだ結構残っている。

誰もが美味しいチーズを作ることは実に難しいと実感しました。

コメント (3)
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