インディ・ジョーンズ／クリスタルスカルの王国

インディ・ジョーンズがまた見られるとは全く思ってもいなかった。なにせ前作が「最後の聖戦」で20年前で、これまで３部作というのが当たり前だったし。しかし人気があるから続編が作られるのは当然といえば当然。ダイハード、エイリアン、ランボー、ターミネーター、スーパーマンetc.　と３部作どころかランボーは今回何作目？今夏もバットマン、ハルク、ハムナプトラなど続編が公開されるけれど、特撮が絡む映画はその都度技術も進歩しているので、決して悪いともいえない。しかしスピードのように続編を作っても大失敗というのもあるから乱発するのもどうかと思うけれど、ルーカスとスピルバーグならやっぱり安心？でもインディにもすがるアメリカ映画は本当にネタがないのか。

冒頭はもちろんパラマウントのトレードマークと言える山から。ちょっと古くさい感じ？と思ったらなんとその山から思いがけない物が！BGMにはハウンドドッグ♪　全く思いがけない出だしだけれど、物語は一気にインディ・ジョーンズらしくなる。今回はナチスではなくソビエト。KGB、FBI、CIAという単語が出るのも時代背景をうまく使っているようで、おまけにエリア51、ロズウェル、ナスカとくると随分現代に近づいているって感じがする。
流石はルーカス、スピルバーグで畳み掛ける様なアクション、ここ数年忘れかけてたハラハラドキドキ感は前３作を思い出させてくれる。ハリソン・フォードも全盛期の体を張ったアクションは減ったものの、老いた所も上手くつかい、とぼけたユーモアもあって笑わせてくれるとこもあり凄く楽しめさせてくれる。やっぱり面白い～。
ウジャウジャ系の気持ち悪いのが嫌いな人は目を背けたくなるシーンもちゃんと用意されているし、私には蟻地獄にはまって沈んでいく時に、助けるために渡されたロープの正体を見た時、体が２、３センチ飛び上がりました。あれは～私も苦手なんで、インディと同じ反応になっただろうなあ。（死ぬまでに蟻地獄にはまることはないと思うが）
昨日ちょうど部屋の大掃除をしていたら、むか～し作ったインディ・ジョーンズのフィギュアが出てきた。当時プラモデルに凝っていて、フィギュア（なんて昔は言わなかったけれど）を何体か作ったけれど残っているのは初めて作ったこれだけ。帽子も壊れて左腕も無くなってしまっているけれど。あの頃からずっと作り続けていたら、かなり腕も上がっていたかな？でもなにせ飽きっぽい性格だから続かないんだよな～。