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南無煩悩大菩薩

今日是好日也

弾よけになる存在

2018-12-29 | 古今北東西南の切抜
(photo/original unknown)

民の力は本当に強いと実感しました。震災1カ月後の4月、町内のあらゆるセクターの約60人が集まって、女川復興連絡協議会が立ち上がりました。

商工会会長や観光協会会長、市場の組合の理事長などが集まった場で、商工会長がこんな話をされたんです。

「今日、復興連絡協議会を発足して、自分は会長を務めるが、自分を含めた還暦以上は全員顧問になって口を出さない。20年後に生きているか分からん我々が復興してもたかがしれているし責任も持てない。だから、20年後も生きている若い人たちがやりなさい。君たちが企画やイベントで資金が必要なら、我々は金策もする。世の中から何か言われれば、我々がちゃんと弾よけにもなってやる。だからお前らがやれ」

と。

(切抜/『「還暦以上は全員弾よけになる」宣言が生んだ力』より)
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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煩悩先生へ (sugiura)
2018-12-30 10:00:33
災害に当たっての姿勢が素晴らしい。還暦を過ぎ年金生活者になり既得権のみを得ようとする自分に気が付いた。以来考えが変わった。接する方に不愉快を与えず同感できるグループにカンパを継続することにした。革新を目指していても年金生活になると保守になるようです。
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sugiura様 (煩悩)
2019-01-01 18:27:57
あけましておめでとうございます。よい一年でありますよう。
平成31年1月1日
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