きわをわきまえる。 2012-01-28 | 酔唄抄。 剣聖と呼ばれた剣の達人、伊藤一刀斎というひとは、 朝まだ闇のうちに突如目覚め、「老いた!」と一言つぶやくと、 以後、遁世、つまり行方が知れなくなったといいます。 先日、あるバーで、巷では仙人と呼ばれる傘寿を超えた酒飲の達人が、 呑んでいた杯をカウンターにコトンと置くなり、「酔うた!」と一言つぶやいた、 そして露ほどの未練も残さず、立ち去った。 区切り、見切り、引き際の良さ。 達人とはそういうものだ。 まだまだ修行は続く。 « その場に臨むということ。 | トップ | ガンジーチルドレン。 »
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