南無煩悩大菩薩

今日是好日也

永続性への変革。

2010-12-08 | つれづれの風景。

不死鳥は、死なないのではない。

不死鳥は、500年に一度自分の巣で自らの火によって燃え尽き灰になる。

不死鳥は、その灰の中から再生復活するのだ。

つまり、不死鳥の永続性は、死によってこそ媒介される。


死の無い生はなく、明けない闇も無く、苦のない楽もないだろう。

そのためには、綺麗に灰になることだと不死鳥伝説は暗示する。

くすぶっているうちは、それもむずかしいとうものだ。

コメント
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