今年も梅雨入りしましたが、今週はなんとなく安定した天気の様で、お空同様少し気が晴れる気持ちです。
今日は、長らく欠品中でした藤井酒造の「裏・龍勢」の出荷のご紹介です。
ご覧の通り、裏龍勢のラベルは龍勢の文字が反転した、ユニークなラベルに成っています。裏龍勢とは定番商品では無くポスト商品で、無くなり次第終売の限定特別に詰められたいわば「番外品」のお酒です。
以前出荷された初代目バージョンは、酒造好適米:山田錦を全量使用して、協会7号酵母によって醸され程よく熟成期間を置いた特詰めの純米吟醸として発売されました。
常温でも楽しめ、お燗にすると何とも言えぬ膨らみと優しい味わいを感じ切れのよい酸が全体を引き締めてくれるお酒で、幅広い層からご支持を頂いておりました。
今回出荷となる二代目「裏・龍勢」は酒造好適米が高島雄町に変わり、生もと造り純米酒原酒の新バージョンと成りました。
データー等は下に記載した通りです。
特詰限定 『裏・龍勢』 生もと純米原酒 22BY原料米:※高島地区産 雄町100% 精米歩合:65% アルコール度:18度 日本酒度:+3.0 酸度:2.3 アミノ酸度:1.6 使用酵母:無添加
税込小売価格¥3,500
お酒の説明の前に、先ず本商品に使われている※印で記した原料米の「高島産雄町」の説明から致します。
元祖雄町と呼ばれる高島雄町とは、岡山市中区高島地区で「高島地区雄町米振興会」の会員さんによって作られる、大変希少な酒造好適米です。
今から約150年前(1859年)備前国上道郡島村雄町に住む篤農家・岸本甚造翁が、白耆大山へ参拝した帰りに見つけた二本の米の穂を持ち帰り、選抜を重ね7年の歳月を費やし育成したのが始まりといわれています。
最初は二本草と名付けられました。
その後、酒米として有名になり土地の名を取って「雄町」といわれるようになったそうですが、戦時後しばらく減少し、「高島地区雄町振興会」の皆さんのご努力で試行錯誤の中、昭和55年より51a共同耕作で復活を果たしました。
苗の高さは180cm~190cmにもなるそうで、台風などの自然災害にも影響を受けやすく、大変なご苦労だと察します。
この高島雄町から品種改良が重ねれ、現在ではいろいろな種類の雄町が生産されています。また高島雄町を交配して創られた山田錦・五百万石といった優秀な酒造好適米も生み出されています。
蔵元さんにお話をお聞きすると、『高島雄町は以前から欲しかったのですが、量も限られていて中々手に入らず、やっと念願かなって数年前から少量入荷するようになったとの事です。
そんなワイルドででたくましい酒造好適米でで造られた本商品は、現段階では溢れる旨味というより、シャープで鋭角的で少し辛みと軽い渋味残す、フレッシュ感を残した味わいです。
しかしながら、味の力強い骨格は十分に感じられ、これからの熟成が非常に楽しみなお酒と言えます。
1升瓶をちびちび飲んでいると、半分を過ぎた位から大化けしそうな気配も有ります。責任は持ちませんが・・・・(笑)
これから先、時間の経過と共に熟成してくると、旨味や膨らみなど深みのある立体的な味わいが出て来ることと思います。
他にも、この『高島雄町』を使用して醸された同社のお酒は「龍勢・深みの純米21BY」(勿論当店でもラインナップしております)が有ります。併せてお楽しみ頂ければと存じます。
今日は、長らく欠品中でした藤井酒造の「裏・龍勢」の出荷のご紹介です。
ご覧の通り、裏龍勢のラベルは龍勢の文字が反転した、ユニークなラベルに成っています。裏龍勢とは定番商品では無くポスト商品で、無くなり次第終売の限定特別に詰められたいわば「番外品」のお酒です。
以前出荷された初代目バージョンは、酒造好適米:山田錦を全量使用して、協会7号酵母によって醸され程よく熟成期間を置いた特詰めの純米吟醸として発売されました。
常温でも楽しめ、お燗にすると何とも言えぬ膨らみと優しい味わいを感じ切れのよい酸が全体を引き締めてくれるお酒で、幅広い層からご支持を頂いておりました。
今回出荷となる二代目「裏・龍勢」は酒造好適米が高島雄町に変わり、生もと造り純米酒原酒の新バージョンと成りました。
データー等は下に記載した通りです。
特詰限定 『裏・龍勢』 生もと純米原酒 22BY原料米:※高島地区産 雄町100% 精米歩合:65% アルコール度:18度 日本酒度:+3.0 酸度:2.3 アミノ酸度:1.6 使用酵母:無添加
税込小売価格¥3,500
お酒の説明の前に、先ず本商品に使われている※印で記した原料米の「高島産雄町」の説明から致します。
元祖雄町と呼ばれる高島雄町とは、岡山市中区高島地区で「高島地区雄町米振興会」の会員さんによって作られる、大変希少な酒造好適米です。
今から約150年前(1859年)備前国上道郡島村雄町に住む篤農家・岸本甚造翁が、白耆大山へ参拝した帰りに見つけた二本の米の穂を持ち帰り、選抜を重ね7年の歳月を費やし育成したのが始まりといわれています。
最初は二本草と名付けられました。
その後、酒米として有名になり土地の名を取って「雄町」といわれるようになったそうですが、戦時後しばらく減少し、「高島地区雄町振興会」の皆さんのご努力で試行錯誤の中、昭和55年より51a共同耕作で復活を果たしました。
苗の高さは180cm~190cmにもなるそうで、台風などの自然災害にも影響を受けやすく、大変なご苦労だと察します。
この高島雄町から品種改良が重ねれ、現在ではいろいろな種類の雄町が生産されています。また高島雄町を交配して創られた山田錦・五百万石といった優秀な酒造好適米も生み出されています。
蔵元さんにお話をお聞きすると、『高島雄町は以前から欲しかったのですが、量も限られていて中々手に入らず、やっと念願かなって数年前から少量入荷するようになったとの事です。
そんなワイルドででたくましい酒造好適米でで造られた本商品は、現段階では溢れる旨味というより、シャープで鋭角的で少し辛みと軽い渋味残す、フレッシュ感を残した味わいです。
しかしながら、味の力強い骨格は十分に感じられ、これからの熟成が非常に楽しみなお酒と言えます。
1升瓶をちびちび飲んでいると、半分を過ぎた位から大化けしそうな気配も有ります。責任は持ちませんが・・・・(笑)
これから先、時間の経過と共に熟成してくると、旨味や膨らみなど深みのある立体的な味わいが出て来ることと思います。
他にも、この『高島雄町』を使用して醸された同社のお酒は「龍勢・深みの純米21BY」(勿論当店でもラインナップしております)が有ります。併せてお楽しみ頂ければと存じます。
やはり、この蔵のお酒も良いですね。
どうやっても美味しいところがなんとも・・・。
あとは、杜氏の人柄ですかねー。
良いお酒を造っている杜氏は、総じて人柄が良いですね。
広島駅の近くで居酒屋をやっている岸本です!
お酒を買いに行きたいのですが、日曜日はお休みですか?
Bob-marely.onelove.jamaic2k4@docomo.ne.jp
岸本
こちらのお酒も仰る通り中々のものです。
杜氏も、ひたむきで人当たりの良い謙虚な方で、とっても好感の持てる人物です。
これからも素晴らしいお酒を造って行ってほしいものです。