竹鶴 生もと純米大吟醸20BY 袋吊り

先日、当店ではおなじみ・・・（笑）、広島県竹原市の蔵元「竹鶴酒造」さんから、「小笹屋竹鶴 生もと純米大吟醸袋吊り しずく酒20BY」 720ml　が出荷に成り、7月2日（月）に当店にも入荷致しました。
この20BY生もと純米大吟醸 からは、原料米が雄町から広島県産八反（広島県で開発された酒米）に変わりました。
蔵元さん曰く、地元のお米を大切にしたいという方針と、重視しているお酒の熟成に八反の方が竹鶴の酒により適しているのでは・・・と言う考え方からの様です。原料米：八反（広島県産）　精米歩合：40％　アルコール度：19.4　日本酒度：+6.0　酸度：2.7　アミノ酸度：2.4　酵母：無添加　720mlのみの出荷です。
税込価格　￥7,350
個人的な見解ですが、切れ良いエッジの効いたシャープな味わいを感じる八反錦ですが、味のりが遅く熟成前の若いお酒は、ややもすると愛想の無いお酒に成っている印象も有ります。
ところが、以前発売された12BYの熟成純米（八反米使用）などにみられるお酒は、ある一定の熟成期間を経ると、深い旨味と円熟した丸みの中に、この酒米ならではの骨格の有るシャープさがいいアクセントに成り、全体を引き締め優しく深みある味わいの中に芯の有るきわっだった切れを感じます。
私も、このような熟成具合がとても気に入っていましたので、蔵元のそのお考えは、とても理解出来ました。

今回発売に成ったお酒は、高精米の「生もと仕込 純米大吟醸」しかも袋吊りしずく酒です。
通常の純米酒より、滑らかさや上品さも感じられ味の乗り具合も少し早目に来ています。しかしながら一方で、先ほど申し上げたシャープな味わいと骨太で伸びやかな酒質も感じる事が出来ます。
価格自体決してお安いとは言えないお酒では有りますが、特別な日に開けるお酒として・・・・またこれからのお中元等お酒好きの方へのギフト商品として・・・・はたまた自分のご褒美的に、こっそり買って熟成用に転がしたり・・・・是非お使い頂ければと思います。
商品もこういった希少な物ですので、購入希望の方はお早めにご連絡頂ければ幸いに存じます。