暦の上ではもう初夏。ビールの季節到来ということで、本日はドイツビール「シュナイダー」の紹介を致します。
このビールはバイエルン州（州都はミューヘン）のやや東よりの地域レーゲンスブルクから20キロ上がったケールハイムという場所に醸造所が在ります。以前はミューヘン旧市街に在ったのですが、手狭になりこの地に移って来た様です。ケールハイムは、ドナウ河の流れや城壁に囲まれた美しい街で、風光明媚な所です。この醸造場ではヴァイスビール（小麦を主原料に上面発酵で造られ、多くの場合酵母がそのまま瓶内に入っているタイプ）だけを造っている醸造所で、多くの熱烈なファンを持っています。なぜ今回このシュナイダー醸造所をご紹介したかと申しますと、何と日本発登場シュナイダーアイテムが入って来たからなのです
それは『ヴァイス・ヘル』と言う商品でそれもなんと日本で5箱（1箱=20本）その内2ケースが当店に入荷しました。『なぜそんなビールが当店に
』と思われる方もいらっしゃる事とお思いでしょう。実はこのビールを扱っているエージェントの商品担当責任者の方に「こんな商品が有るらしいのだけど入りますかね～？」と無理をお願いした処、他商品を載せる便に入れてもらう事が出来ました。以前同じようなケースで『クリスタル・ヴァイス』を入れてもらった事が有り（今回初めて大々的に出荷になった商品）いわば二度目のおねだりと言った感じでしょうか・・・・・・・。
今までの当店の定番シュナイダー商品の取扱いは次の通りです。向かって左端のビールが『ヴァイス・オリジナル』でローストされた麦芽により色調は琥珀色をしておりヘル（淡色）でもドュンケル（濃色）でもない色です。芳醇な味わいとフレッシュで爽やかなコクが特徴です。隣の『アヴェンティヌス』はご覧の通り濃い色調で、アルコール度も高く重厚で軽いエレガントな苦味が有り、かすかな甘みとカラメル香を持っています。
次に左端のビールは先程ご紹介しました「クリスタルヴァイス」ですが、このビールは同じく上面発酵で造られますが、酵母を濾過して有り、淡色の黄金色〈色だけ見ると通常の日本のビールの色）をしています。味わいは切れ味は有りますが少し甘みを感じ、するりと飲める心地のよい爽快なビールです。その隣が、よっまってました今回日本発登場の稀少ビール「ヴァイス・ヘル」です。酵母を残した霞が掛かった様なタイプの淡色上面発酵のビールです。他社のヴァイスビールと比べ、色調は弱冠濃い目で味わいも芳醇でしっかりとしていますが、切れが良く爽快感も有ります。幅広い料理に合う印象ですが、揚げ物より香草を使ったローストしたお肉などが合いそうな気がします。もしご興味が有ればお気軽お問い合わせ、ご来店お待ちしております。〈※ただし未成年の方にはお売りできまん〉