飢餓感

水上勉の「飢餓海峡」って、ありましたよね。

飢餓っていう語感、いまだと、あんまり、現実感ないんですね。

いまの若者には飢餓感がない。

夕べ、久々の丸ちゃんの講演で、かれが、話していた。

レジュメにも、青年の上昇志向（熱さ）の消滅。

として、その後に、車いらない、酒飲まない、旅行しない、デートに金使わない、って、書いてある。

バブルを知らず、豊かに育ったので、飢餓感がない、と続くわけだけどね。

僕は、常に若者とともにある、と自負しているので、自称他称と言って欲しくもあるんだけど。

なので、飢餓感などという大仰な言葉は使いません。

現に、わが娘。

お誕生日シール、というエントリーでも、紹介したけど、ディズニーに入れ込んでいる。

入れ込む、と言う表現は、熱さの証明でもあるんで。

僕の価値基準、スタンダートは、いのちが基準です。

いのちがもえているか！？

だけです。

だから、生きてるだけで丸もうけ、なんですけどね。

もちろん、丸ちゃんの論説は、中小企業のおやじたちに、いまを直視し、次の展開へつなげる、というコンセプト上のものなので、「飢餓感」の欠如を、ことさらに、このようなかたちで、フォーカスするのは、僕の誤読なんですが。

さすがの丸ちゃんも、この時代状況のなかで、いつもの丸ちゃん節で、中小零細企業のおやじたちを、鼓舞する、というところまでは、いかなかったかな。

それほど、混迷の時だ、というわけですね。

ということで、いよいよ、出番到来！！

時節到来！！です。

コロコロところがる、こころの、さらに、ずっと、奥にあるもの。

その方の出番です。