まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

固定電話への対応が苦手

2018年03月18日 | Weblog

なんだそうだ。

いわゆる、今時の若いもんは、と続きそうなフレーズだけど。

月に一度のヘアーカット。

その相方が、というか、施術者、とは言わないか、スタイリスト?

ま、その御仁が、何気なくの会話の中で言っていて。

たしかに、今時、家電にかかってくる電話、ろくなもんじゃないし。

そもそも、携帯でしょ、基本、って感じでもあるけれどね。

もっとも、自治会の名簿なんかには、家電だな、デフォは。

なんてつらつら思い浮かぶことごとの中に、彼。

高校生だったのか、中学生だったのか、忘れたけど、ガールフレンドからのリクエストで。

明日は誕生日だから、一番早く、お祝いのメッセージちょうだいね、と。

なので、午前零時の鐘の音が消えないうちに、ってわけで、従順にも、その時間に電話をしたらしい。

黒電話だったんだろうね。

彼女が、喜び勇んで出ると思いきや、おやじさんだったそうで。

おいおい、ってな感じの悲劇だよね。

彼女、寝ちゃっていたらしい。

この一事をもって、まったく、オンナってやつぁ、という解釈もできるし、で。

彼にとって、とてもラッキーなことに、そのおやじさん、とても理知的な方で。

かくかくしかじかで、と優しく諌められた、というんだね。

よかったね、トラウマにならなくて、ということなんだけど。

妄想を働かせると、逆に、そのおやじさん、トラウマになったんじゃないか、なんてね。

なぜ、あいつの電話に、怒鳴り倒すことができなかったのか、とかさ。

なんて逸話を披露してもらった、その夕餉。

ご存知、土曜は寅さん、というわけで。

浅丘ルリ子と後藤久美子のダブルマドンナの回。

さくらの一人息子のミツオが、映画の「卒業」シーンを演じ、ゴクミの親に勧められた、親を幸せにしよう。

というコンセプトの結婚からの救出劇を、ね。

なんてジーン、眺めながら、そういえば、と。

わが先輩の、結婚式当日の逃走劇を思い出し、妻と次男坊に披露したんだった。

どんな理由からなのか、古い村での話なんで、そのあとの顛末は、一本のドラマにもなるくらいのもの。

だったのかも。

集合意識、という言い方があるようで、吉本隆明なんかは、共同幻想、と言っていたか。

早い話が、個人の意識と、それに覆いかぶさるような、社会の、集団の、ムラウチの意識、ね。

「サピエンス全史」のハラリ教授は、認知革命によって、人類が手にすることができたので。

今の、このホモ・サピエンスが、存在している、という言い方だけど。

神話ですね。

種としての存立に力を貸した、そんな集合意識なんだけど、あれやこれやの作為も入ったりして。

ぐちゃぐちゃになってもいて、というのが、現代で。

そのおかげで、不幸、と呼ばれる状態にはまり込む、なんてことも、多々あるわけだ。

ところで、明日からは、入社前研修と銘打ってのイベントが続く。

今日は、そのカリキュラムを整理しなきゃ、なんだけど、果たして。

その気になるのでしょうか、というのが、大問題でね。

どこぞの温泉にでも走っちゃうんじゃないか、という気分も、かなり濃厚でもあり。

なんてこちらの心のうちなぞうかがい知ることもできない、まっさらな彼らの。

研修前日、というのが、今日でもあるんだよね。

 

 

コメント
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