アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

山へ帰っていった貨物機のロクヨン~EF64 1000

2021-03-15 21:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

先週末のダイヤ改正は、近年になく大きな変化があったように思う。鉄道趣味を楽しむ諸氏ならなお更で、アントンKは未だに新しいダイヤに着いて行けずにいる。

普段は、新鶴見界隈で気ままに過ごすことが多いアントンKだが、いつもは必ず見られたEF64も今回の改正で上京することはなくなった。なぜ関東にやってくるのか年々疑問にも感じていたが、ついに今回現実のものとなってしまったのだ。定期的に来なければ来ないで、何となく寂しく思うのは、それだけ自分の中では存在が大きかった証拠かもしれない。もともと地味でひた向きな縁の下の力持ちが好きだったからかも。今は、木曽路で同僚と手を組み持てるパワーをフルに発揮していることだろう。そんな彼等にも会いに行きたくなった。

ここでは近年の画像よりも、アントンKにも最も印象的だった時代のものから1枚掲出する。それまでEF58けん引で走っていた急行「能登」。まだロクヨンデビュー後間もない1981年夏の画像。当時は、ゴハチを追い出す張本人として我々の前に現われたロクヨン1000番代だから、遠くから2灯の前照灯が見えてきた時には落胆したものだ。ロクヨンは断然0番代派だから、こんなに身体の大きさが違う機関車がロクヨンを名乗るな、なんて思っていたことを思い出す。でも時間とともに愛着が沸いているのだから不思議なものだ。画像の急行「能登」は、上野-金沢を結び、当時としては寝台客車が長い編成でいつも注目していた。

1981-08-02   3604ㇾ   EF64 1015 急行「能登」  東北本線:南浦和付近