アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

山にこだまする三重連の雄叫び!~DD51

2021-03-14 08:00:00 | 国鉄時代(カラー)

今回のダイヤ改正で終焉したものの中に、DD51の定期運用がある。今まで細々と関西線で余生を送っていた感が強かったが、とうとうその時が来てしまった。全国にあれほどの両数を誇り、何処へ行っても非電化区間には顔を出していたDD51だったが、このカマの定期運用消滅が与える隔世の感は大きい。

アントンKにとってDD51という機関車は、特に思い入れのあるディーゼル機関車ではなかった。元来凸型機関車があまり得意ではなく、DF50、DD54、DF200などの箱型機関車の方が今でも好みなのだ。それでも、北海道の大地を爆走した青色のDD51重連は、今でも印象的であり好きな被写体だった。現役蒸機を駆逐したイメージは、幸いにもアントンKにはないが、八高線でも気軽に見られたDD51が全国から消えたことは、明らかにまた一つ時代が進んだと思わされるのだ。

今回は、DD51のシーンで思い出深いものの中から1枚掲載しておこう。国鉄時代、春のダイヤ改正で生まれたDD51の定期三重連貨物列車。定期列車だからといって毎日三重連を組む訳ではなく、何度か通ってやっと仕留めた時の嬉しさは今でも忘れない。

1983-03-06  790ㇾ  DD51 606+802+807      磐越東線:三春-要田