アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

全国各地を彩ったお座敷列車~DD51

2021-03-19 19:00:00 | 鉄道写真(DL)

何かと気忙しい年度末となり、落ち着かない日々が続く。今後のことを多々思い巡らすとさらに不安が重なってやり切れない。まあ、いつものことだが・・・

気候が緩み、春を感じる今日この頃、どこかへ行きたくなるが、相変わらずのコロナ感染症がその気持ちをむしばんでくる。行きたいところはいくらでもあるのに、もう少し穏やかに過ごしたいものだ。

JR化間もない時代のDD51を掲載。アントンKが好きな路線の一つに磐越西線がある。別に蒸機が復活したから好きになったのではなく、初めてカメラを持って訪れた1980年、沿線の魅力的なロケーション、四季折々の季節感や色どりに心奪われてしまった。専用機だったED77も好みだったし、客車列車あり重連貨物ありも被写体も素晴らしく思っていた。時代が進み、線路が強化されED75が入線可能になった頃、レジャー人口も急増していったように思う。1984年に御召列車が走ってから、国道も良くなり、高速道(磐越道)も開通していく。こうなると、アクセスはかなり便利には感じたが、磐西らしさは半減してしまったように思える。そして1990年の「磐梯会津路」号の蒸機復活を契機に、現在のような観光路線へと様変わりしていったのだ。もちろん今だって磐西は十分魅力的な路線だから、現状に合わせた楽しみ方で、再訪を考えたい路線なのである。

磐越西線で最も有名な撮影地であろう、通称山都の鉄橋をいく新潟局の12系お座敷列車。中間に「サロン佐渡」を挟んだフル編成でこの日はやってきた。このカヌ座も、当初は12系と同じような配色の外観だったが、ある時からご覧のような派手な井出達となった。機関車は、当時のスター3つ目のDD51 745が牽いている。

1989-08-26 9224ㇾ  DD51 745 12系カヌ座 JR東日本:磐越西線:山都付近