出張の合間に訪れた三岐鉄道。度々雑誌等で目にする機会はあったものの、アントンKにとっては今回初めての訪問となった。
全国的にみても年々減少をたどっている貨物列車。それも私鉄の貨物列車となると数えられるほどになっている。関東圏では、秩父鉄道に代表されるように、中京圏では今回の三岐鉄道となるのだろう。今までさほど興味が沸かず、積極的に狙おうとはしなかった理由は、やはり現存する電気機関車が今一つ好みではなかったからだ。特にライト周りのデザインが不格好に見えてしまい写欲が何ともわかなかった。しかし、実際に現地に出向き撮影してみると、角度によっては思いのほか良く見えて、今ではちょっとやる気になっている。またモーター音が何とも良い音で、懐かしさを覚えるではないか!全て重連運転というのも良い。欲を言えばパンタグラフを両方とも高く上げて頂きたいが、叶わないのだろうか。
いずれにせよ、数々の新たな発見があり、北勢線をも含めて今後も狙ってみたい鉄道になった。掲載は、早朝の貨物列車。意図的に逆光側に回り、雰囲気を重んじてみた。
2019-11 ED456+ED457 三岐鉄道:丹生川付近