アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

山奥に潜む魅力的な機械!?~ENR-1000

2019-11-06 20:00:00 | 旅行

かなり古い年代物の画像ばかり続いてしまっているので、たまには最新の撮れたて画像を掲載してみる。

今月に入り、紅葉を求めて福島~新潟地区へと行ってきた。被写体はいつもの通り鉄道車両ということになるのだが、がむしゃらに車輛ばかりを追うのではなく、そこにある風景、景色をまずは楽しみ、心に留めて、ぐっと心癒されたところで、思うままにカメラを向けてきたような、かなりスタンスの変わった撮影行きだった。これはこれで気分が随分と変わり、明日への英気を養うことに絶好だったのである。この地区でも、連休に設定されていた季節臨や、臨時客車列車も運転されていたようで、多くのファンから、何回撮っただの、あそこは晴れただのと聞こえてきていたが、今のアントンKには、そんなことすら些細な意味のないことに感じてしまう。撮影回数を競ってそれが何になるのだろうか。同じ趣味界でも、人それぞれの価値観で行動や作品が大きく異なってくる。だから面白いとも言えるのだが、最近では一期一会の想いを大切にしたいと考えるようになった。

ENR-1000型投排雪保守車両。今回アントンKは初めて間地かでこの車両を見た。車籍はなく正確には鉄道車両ではなく保守機械の部類の属するらしい。除雪車両というと、すぐにラッセル車を思い浮かべてしまうが、DE15に代わってこれからの季節に活躍する車両なのだ。とても大きな車体で、前後のウイングも厳つく中々精悍なたたずまいなのである。運よく初電の前に動き、紅葉の美しい中で撮影することができた。白銀の世界になる本番前の慣らし運転といった様相だが、色づいた山々にブルーのボディは映え渡り、思いもよらぬ発見に心躍ったのである。

2019-11   ENR-1000     JR東日本/只見線:大白川付近