アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

変わりゆく都心のターミナル

2019-11-20 20:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

先日中途半端に時間が空いてしまったので、渋谷駅周辺を巡ってきた。アントンKにとって昔から最も大きく馴染みのある駅は、間違いなく渋谷駅だったが、近年大きく姿を変え、その印象は自分の知らない近代的な大ターミナルへと変貌を遂げていた。

目の前にてっぺんまで見上げられないくらい高いビルが立ち並び、せっかくの秋の青空も隠れてしまう。おまけにビル風が強く中々ヘビーな環境だった。こんなにまで変わったことを印象づける最大の出来事は、数年前の東横線の地下化からだろう。長年乗り換えで渋谷を通り、あの4本並んだホームの光景は今でも忘れられない。かろうじて、当時の屋根を模した天井と、特徴的な扇型のフェンスは残されていたが、今後またどのように街が変わっていくのだろうか。聞くとこによれば、まだまだ発展途上とのこと。まさに令和の時代に相応しいターミナルに変貌を遂げることだろうが、心の隅っこでは、どこか寂しさが残ってしまうのだ。

隣の原宿駅の話題もニュースとなっていた。都内最古の駅舎が五輪を境に取り壊され、新しくなるという。地震国でもある日本であるから、防災的見地からすれば致し方ないことなのだろうが、反面どの町も変わらない風景と成りはしないのかといらない心配をしてしまう。近くに見える宮廷ホームにしても、そのまま残され放置されていて気概を感じられないのは寂しい事だ。

その原宿駅で撮影した国鉄時代の画像を掲載しておく。山貨を行くEF15のレサ編成。全てがレサで組成されていないと思うが、お昼間の山貨では異彩を放っていた列車。良く撮影に行っていた。ホームにいる乗客等は、外国人のように見えるが、当時から原宿は外国人が多かったのだろうか。全く記憶にはない。

1979-03-10  575ㇾ EF1595        山手貨物線:原宿にて