アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

中央高架線に見た珍客~EF60

2019-11-03 15:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

学生時代、気軽に国鉄線へとアクセス出来たのは、中央線だったことは以前ここで書いてきた。気軽というのは自転車のことで、バックにカメラを忍ばせてよく三鷹や西荻窪へと通ったものだ。当時は時刻表には載っていない臨時列車に興味があり、電車区や駅の詰め所にお邪魔しては調べさせて頂いた。もちろん、コピーなどではなく、全て手書きで写すからそれなりに時間がかかったが、その間のワクワク感は今も忘れはしない。こんなことを日頃日課にしていたものだが、この後いわゆるゴハチブームが到来し、アントンKもそれに埋もれてエスカレートしていくことになるのだ。

掲載写真は、中央高架線を行く臨時疎開回送列車。当時は八王子にいよいよEF60が投入され始め、EF15を駆逐していくタイミングあり、この時もまさかのロクマル登場で唖然としたことを思い出している。もっとも、そのロクマルでさえ現在は形式消滅している訳で、隔世の感は拭えない。この時はまだEF60は新しい電機のイメージだったはず。今年唯一稼働していたEF6019も動かなくなったが、大きな前照灯一灯のスタイルも、今にして思えば端正な顔立ちで好感がもてたのに残念だ。40年前の古き熱き思い出の1枚。

1979-11-29  回9531ㇾ EF60502 ハハフx2+12系x2 中央線:西荻窪にて