アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

巨大クジラEF200~久々の走行!

2019-11-27 20:00:00 | 鉄道写真(EL)

吹田機関区に長年在籍し、晩年は細々とした地味な余生を送っていたかのように見えた、日本最大出力の電機EF200。この度博物館入りしたとネットを騒がしている。運用そのものは、春のダイヤ改正で消滅しているはずだが、久しぶりに本線を走行したのだろうか。思えば、関東までの運用は、とうに無くなってしまい、アントンKもご無沙汰続きになって忘れかけていた機関車だった。

EF200という機関車そのものは、いつもパワーを持て余し気味で使用され、独自の性能を生かすことなく消えていく不幸な電機だった。やはり適材適所で、扱いやすい電機の方が長生きすることになる良い例かもしれない。

掲載写真は、早朝の東海道線で撮影していたEF200-2号機。今から20年以上も前の画像だが、この時代は夜行寝台列車がメインターゲットで、決してEF200を含む貨物列車を狙っていた訳ではない。まだEF210も落成して間もない時代、待っているとEF65・66が圧倒的に多く、図体のデカイクジラが現れると、一目でわかったものだ。写真は、旧塗装で以後新塗装に塗り替わったはずだが、アントンKは新塗装の方が好みだった。

1997-06-07  5088ㇾ  EF200-2    JR東日本/東海道本線:早川付近