アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

全力で走る電車で国鉄時代を懐かしむ・・

2019-11-11 20:00:00 | 国鉄時代(カラー)

最近雑誌にも取り上げられた、東急8500系電車に乗る機会を久々に持った。未だ東急線内では、一大勢力を築いており、長年東急ファンにはお馴染みの存在であるはずの8500系電車だが、いよいよ次世代の最新型電車へバトンを渡す時期が刻々と迫ってきているようだ。

相変わらず急行運用も受け持つ8500系だが、時速100キロ越えの走行シーンは、今や懐かしさすら覚える。フルノッチ全開で突っ走る走行音は、忘れかけていた乗り鉄の気持ちを蘇らせるのに十分であった。思えば昔の電車は、それぞれに個性があり楽しかった。ツリカケ式時代はもちろん、新性能電車ですら、特徴があり、常磐線快速の103系電車、中央特快の101系、それに大宮までの東北・高崎線並走区間での115系電車は、アントンKには特に思い出深い。それこそ、あの音と振動、流れる景色を思うと、遠い昔に旅立てる。こんな観点から考えれば、現代の電車たちは、何の個性も感ぜず、趣味的では無くなってしまい一抹の寂しさを感じてしまうのだ。

今回は、そんな思い出から常磐線快速で使用されていた103系電車を掲載しておく。エメラルドグリーンの103系電車は、とにかく速かった思い出が多い。モーター音フル回転で、オーバーヒート寸前とも思えるような走行音で突っ走っていた。通勤電車である103系が415系などの近郊型電車と張り合っていた時代。そんな場面こそ、昔感じた国鉄時代そのものに感じる。

1981-12-09   常磐線快速電車103系    南千住付近にて