この週末、大規模な山手線の運休を経て品川-田町間の線路移設が終了した模様。アントンKは、まだ乗車出来ていないので、何とも言い難いが、いよいよ来年春に向け新駅の準備も急ピッチで進んでいると報道されていた。
「高輪ゲートウェイ」駅。令和の時代に相応しいネーミングなのかもしれない。アントンKには、やはりピンとこないのが正直なところだが、時間とともに当たり前になり、過去の想いなんて風化してしまうのだろう。屋根の高い近代的な今風の駅舎を見ると、それはそれで素敵に感じるが、どっかで見た駅舎と直感してしまうことも事実なのである。
国電のドアの窓にへばり付いて、田町電車区の色とりどりの電車を見、そしてその奥に連なる東京機関区に停泊している機関車群を背伸びしながら凝視した思い出。全てが変わり果てても、あのワクワクした気持ちは忘れたくないものだ。
今回は、これも大変思い出深い、横須賀線ホームから撮影したEF58の荷物列車。重連で有名になった35列車だが、すでに改正を迎え単機けん引に変更され、人影も減ってしまっていた。現在は、この奥には新幹線のホームが出来ているのだから、同じ駅だとは思えなくなってしまった。
1979-02-05 荷35ㇾ EF581 東海道本線:品川駅にて