端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

残 暑

2007-08-26 | Weblog
この暑い日差し いつまで続くのでしょう。
午後は いつも近くのスポーツセンターのプールに 浸かって
いますが 一時しのぎで 夕飯の支度時になると また汗いっぱいです。

夏休みも残り わずかとなり 昨日は夕方親子会の子供たちが汗を
流して 空き瓶の回収に来ました。
子供のころ 夏休みの終わりにあわてて宿題を していましたが
その時期 母は決まって家族の布団の手入れをしていました。

布団の側を洗って 打ち直しの綿を入れていきますが 仕上げは
どうしても二人で 引っ張り合う必要があるからです。
真綿の端を口にくわえて 両手で広げ綿を包むようにして 
一面に広げて いました。
貧乏世帯の母の手は ささくれていて 繊細な真綿が引っかかるのを
いつも 嘆いていました。

勿論一人では中々の布団作りですが 私に手伝わせていたのは
女として 覚えるべきことなので それとなく教育していたのかな
と今にして思います。

今は ふかふかの羽毛布団で カバーを洗濯するくらいですが
楽になったものです。
部屋中に綱をめぐらし 虫干しをしたり 家族の着物を解き
洗い張りして 仕立て直しをしていました。

それに 夏に近くの用水路で 洗った骨だけの障子を貼ったり
本当に忙しくしていました。
そんな昔に比べて 今は楽なものです。

残暑の中 庭の紫式部 すこしづづ紫になっています。
秋明菊も蕾をつけ始めました。
残暑も もう少しでしょうか。
コメント (2)
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