端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

祭 り

2007-11-18 | Weblog
田舎には 集落ごとに神社があります。
今のように信仰の自由など なかった昔からいろいろなことを
神に祈り よりどころにして謙虚に生活していたのでしよう。

私の集落も 段々減り 40戸にも満たない集落ですが 神社が
あります。
年に四回 季節ごとに祭りがささやかに執り行われます。
四戸づつが 一年で交代しつつ 神社を祭っていますが 田舎に
住むことは こんな義務も伴っているのです。
関係ないと逃げられることではありません。

今年の秋の大祭は 明日行われます。
神官さんが見え 一年の豊作に感謝し 地区民の健康を神に 
お願いしていただきます。
その後 「かぐら」が奉納され 神社の境内で 一杯出るのです。
昔は子供相撲や 露天なども出て 一日中賑わったようですが 今は
勤めの人は欠席です。 

そんな田舎の祭りですが 季節の節目 甘酒を造ります。

甘酒の麹は 隣町の麹やさんで米と加工賃で すぐ手に入るのです。

もち米五合を六合の炊飯メモリの水の量で炊きます。
つまり柔目のもち米おかゆの感じです。
それを保温なべに移し 麹700gをほぐしつつ 混ぜ12時間くらい
放置しますが 途中二回くらい攪拌するだけです。
その後 発酵を止めるため とろ火で攪拌しつつプツプツが出始めたら 
止めて出来上がりです。
これを好みに薄めて 飲みますがとても甘く あっさりしています。

やっぱり甘酒は 寒い日にふうーふうーしながら飲むのが 美味しく
感じますが 今年は まだ暖かです。
コメント (2)
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