端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

ふるさと

2006-04-22 | Weblog
私の故郷は 同じ県内の電車で一時間ちょっとの
所です。
そこで 生まれ 青春を楽しみ 勤めをし 所帯を持ち
二人の子供が 長男が小学校に入学 するまで そこで
暮らしていました。
両親もいなくなり 墓参りに訪ねるだけの 故郷になりましたが
駅に 降り立つと 何もかもが 思い出され 母の懐に 
抱かれたような 気がします。
故郷は 生まれたときから 自分の存在が 確保されて
いるような気がします。

街の様子は 変わっていても 周りの山々や 川 神社 城跡
など 暖かく 迎えてくれます。
ふるさとで過ごした 年月をはるかに超えて この地で
生活していますが どこか心の隅で 馴染めない自分が います。

先日 帰って来られた 元日本兵の上野さん 故郷の山々 川
人々 きっと懐かしく 暖かく迎えてくれたことでしょう。
これまでの 人生を想像するに 掛ける言葉も 見当たりません。
ゆっくり 故郷に浸って 頂きたいと 思います。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする