奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

プリンター物語

2017年07月24日 | 晴耕雨読
 台風や熱低が至る所で発生しているせいか、時雨やすく天候が安定しない日が続いています。台風5号の動向はいつもと違う方向に進行していて、週末あたりからその影響を受けそうです。朝イチのネットでの天気予報に、雨雲の動きをモニターすると、後1時間もすれば雨かと、一瞬朝食前にオクラの収穫をした方が・・・あれこれと思案しながら朝食を摂っていると降ってきました。やっぱりと、ネットの雨雲の動きを妙に納得しました。

 時雨は30分ほどザッ~と降り、遅めのスタートで倉庫に立寄り、収穫カゴを積込んでオクラ畑に向かいました。今朝の新聞によると、奄美は雨不足でサトウキビの葉にロール現象が発生しているとか、まさに恵みの雨に・・・時雨ですから、島全体に降ることはないんですね。収穫したオクラの袋詰めをしていると、再び時雨れてきて、直売所に届けて午前の打ち止めになりました。


 そろそろ秋作のほ場の耕うんの頃合いですが、多めに時雨れるとほ場は乾かず、耕うん作業が出来ない中で化成肥料の在庫を調べ、いよいよする事がなくなると、この機にとプリンターのメンテナンスに取掛りました。暑い中で細かい仕事をするとイライラ感が募りますので、エアコンの効く部屋に持ち込んで先ずは目視点検なるものから始めました。


 メカがメカらしくない動きになるのはそれなりの因果関係があって、先ずはプリンターの後部を開けて、内部を観ました。なにやら、インクが小さなローラや歯車にどっぷりと癒着した跡があって、ピンセットで取れる部分は摘み取、試しに水吹きをしましたが、まったく拭取ることができず、しばしあれこれと巡らしました。

 溶液を思い付き、実家での作業には匂いがきついので、本体を積込んで倉庫に向かいました。2時頃の倉庫は猛烈な暑さ、シャッターを全開にし、サンテナの上にプリンターを載せて、内部のクリーニングに取掛りました。インクの癒着は思いのほか頑固で、ダメ元でブレーキクリーナを布に浸けて何度も拭取ると、徐々にインクが溶けてきて、やった~とニンマリしました。それにしても倉庫の中は暑かった。

 帰宅してプリンターの電源を入れると、ギヤーが絡まったような異音は発生せず、パソコンを起動して印字テストを始めるとバッチリでした。ついでに、先日断念したオクラのPOPを印刷、これもバッチリで、暑中見舞いが作れるぞとニンマリしました。直るものもあれば、刈払機2台は未だに開眼しないまま倉庫で眠っています。

 天候が定まらなくなってきましたので、先行取得でカボチャの誘引棒作成に取掛ろうと思っています。毎年この時期に秋と春の分を合わせてススキで6000本ほど作成します。それではまた明日(^_^)/~