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奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

催芽処理と1回目の播種

2013年12月11日 | 晴耕雨読

 本日は、春カボチャの第1回目の播種の日、催芽処理で、昨日からセットした保温器のカボチャの種が上手く出根しているかどうか気にかけながら倉庫に向かいました。007

 保温器にセットした棒状温度計を観ると25℃を示し、保温器から袋に包んだカボチャの種650粒を取出しました。早速、包んだ布を広げて種を観察すると、100%近い出根に先ずは胸を撫で下ろしました。シーズン始めと言うのは、一年前の経験を再現するようなもので、蓋を開けるまでは安心できない世界です。

 定例のパッションのかん水を行い、早速、カボチャの播種に取掛りました。布に包んだ種を小さな器に移し、ピンセットで挟んで出根を確認しながらポットに播きました。また、出根のなかった種については、010 播種後、別のトレイで発芽を観察することにしました。前季の検証結果によれば、多分に発芽しないだろうと予測しています。出根率は95%で、ほぼパーフェクトの催芽処理だったと思います。

 播種は午前で終わり、午後は、1回目の植付け準備で、マルチの穴開けと植付けの穴掘り、植付け穴への粒剤の混和を行いました。風が強く、2畝を仕上げて本日は内止めにしました。
定番のポンポンカッターとウエラックが、相も変わらず活躍してくれました。

 画像は、催芽処理によって出根し016た種と播種後のかん水を終えた育苗台の様子です。そして、夜間は低温に備えて、播種したポットをビニールで覆い、2重のトンネルで育苗します。

 シーズン初回の催芽処理で初めて上々のできでした。多分に温度設定と種を入れた袋の上下をひっくり返したことが功を奏したと確信しています。


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