奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

赴くままに・・・

2015年02月06日 | 晴耕雨読
 本日もまた薄曇りの寒い朝からの始まり、一日の作業の組立てが難しく、作業をしながら次の一手を考えて、最後にはいいあんばいに組み上がっていきます。

 秋カボチャのほ場の観察とズッキーニの受粉はいつもの日課、風や気温を体感しながら、寒さが和らぐと最後に定植したカボチャの手かん水を行い、ついでにヨトウにちょん切られた苗の捕稙を行いました。今朝は、苗をちょん切る犯人を見つけました。体長1.5cmぐらいのヨトウの幼虫で、株元を掘るとニョキニョキと出現、ダイアジノン粒剤の混和は重要だなとつくづく思いました。

 ひと作業を終えると倉庫に戻って、カボチャの出荷準備を行い2ヶ所の直売店に届けました。新規栽培のクリホマレが人気のようです。

 午後イチは借用したサンテナの返納に出掛け、ついでに、タンカンの選果場の見学を行いました。レーンには、搬入されたばかりのタンカンのサンテナと選果を終えた箱が並び、各級の中身も見せて頂きました。最高ランクの「秀」でもかなりの傷があって、タンカン栽培のレベルの一端を垣間見たような気がしました。

 選果場から帰るとパッションハウスに入り、花芽のない側枝のせん定を行い、終わると秋カボチャのほ場に移動して、かん水資材の回収やマルチの回収の準備を行いました。
農業は、資材を準備して作物を作り、収穫が終わるとあっけなく準備した資材の回収や撤去を行います。農業とは、永遠と繰り返される営みかも知れませんね。
  

 回収した資材を育苗ハウスに搬入して、トンネルハウス群を観ると、いつの間にかえん麦でトンネルハウスが隠れるようになっていました。

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