奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

風に翻ろう

2012年12月09日 | 晴耕雨読

 西高東低の冬型の気候で、ここ奄美では北西の風が終日強く、ほ場の乾燥には良いものの、マルチやトンネルハウスのビニール張りには、普段の倍以上の労力が掛ります。

 朝いちは、風の様子を見ながらほ場を巡回し、カボチャは気温の低下にもめげずにそこそこに成長し、白菜やゴボウは奮闘、つる有りインゲンは瀕死の状態、ジャガイモは日に日に芽を出してマルチを持上げています。また、実エンドーに白い花が咲き出し、春カボチャの準備と共に百花総覧の様相になってきました。005

 昨日と同程度の風に、マルチ張りを決行しました。トラクターの後部で膨らむマルチを観ながら、何度もトラクターから降りて、マルチの重しにクワで土を載せて対応し、なんとか4畝を完成させました。残り2畝になりましたが、この間の教訓で、切羽詰まった作業はろくな結果にはならないと会得しました。

 風はいよいよ強くなり、早めに切上げて買出しに市街に出掛けました。

 画像は春カボチャほ場の全容で、防風対策用のえん麦(トチユタカ)の緑が映えるようになりました。