あきしの風~波多之國めぐり

四国西南端に位置する幡多周辺の情報を発信&日記など発信
都会生活に慣れた人達にはものすご~く退屈な場所です

2/365の奇跡「トオルマの夕日」の今

2021年09月24日 | トオルマの夕日
2/365の奇跡「トオルマの夕日」
一年に2回だけ、春分と秋分の日の前後9日間に見れる自然現象
「トオルマの夕日」って何?と言う方はこちらを参考に

9月23日(木)この先、天候がいまいちのようで行ってきた
県道から見るのがベストポジションだが・・
数年前から木が茂ってきて洞窟しか見えない
※県道からの昼間の様子で赤丸部分の洞窟が見えるだけ

足摺岬・おおどトンボ公園前に17:30頃着
逆光で洞窟もぼんやりと見えるだけ
少し薄雲があるが洞窟を貫く光は入りそう
県道からは洞窟内で輝く光は見えても、伸びてくる光は見えないので降りて見る事に
降りてゆくと2015年9月、見えないように故意に邪魔した竹が今も残ってる
竹を縛っていたロープもそのまま残ってた
あれから6年を経て、竹よりも高く木々が茂ってきて

降りて洞窟が見える場所で待っていると・・
17:35頃、ちらちらと洞窟に光が入ってきた
海面を伝って入ってくる光が強弱を繰り返しながら
肉眼ではこれくらいの感じで見える
17:45頃の「トオルマの夕日」
弱弱しい光だが・・ この日、一番長く伸びてきた光
木々が茂ってなければ県道から見たらまっすぐに光が伸びているかも・・

でも、これだけの光が見えれば十分ですね(^^♪
この日は観光遊覧船(英丸)に邪魔されなくてよかったぁ~(笑)
これ以上は光も伸びてこないと判断して県道に戻ると・・

まだトオルマのファンが居る事に嬉しくなった
臼碆(うすばえ)に落陽する夕日の余韻を楽しむ人の姿

2014年、7年前にNHK高知放送局「土佐の一枚」で紹介された一枚
2008年から通いだしてこの時が春、秋を通じて一番きれいな「トオルマの夕日」だった
手前のメンドリバエまで綺麗に光が伸びてきた頃

この頃のように見えるには、木々の伐採しか方法がないのだが・・
「見えにくくなってきたので伐採させれくれ」とお願いに行ったが
ちょっとしたボタンの掛け違いから、根に待たれて
この土地の所有者10名の内、9名はOKだが1名だけ伐採許可が下りない
本人から聞いたので間違いないが、この1名が竹で故意に邪魔した人
全国的にも稀有なこの自然現象を行政はなぜ守ろうとしなかったのか?
以前、行政に助言できないか?とお願いに行った時
「地元のいざこざには耳を貸さないとの返事だった」と聞いた
今年、日本ジオパーク認定となれば絶対に目玉の一つとなる現象だと思う
このままでは数年先には洞窟も見えなくなってしまう


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あはは! (都月満夫)
2021-09-24 16:33:59
どこにでも偏屈な人はいるもんですね^^
したっけ。
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いつの日か (某男)
2021-09-24 18:19:47
一度だけですけど見物客の一員に加わったことがありました。
懐かしいです。
昨日、柏島方面に出かけたのですが、うっかりトオルマのことを失念しておりました・・・。
でも翌日が仕事なので日没までの滞在は難しかったんですけどね。
いつかトラブルが解消し、みんなが笑顔でトオルマを楽しむことができる日が訪れることを祈っております。
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都月満夫さんへ (あきし)
2021-09-24 20:51:23
こんばんは。
一度あげた拳は下げない。
なかなか首を縦にはふってくれません。
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某男さんへ (あきし)
2021-09-24 20:53:11
こんばんは。
また素晴らしい現象を見れる日が来ることを願っていますが・・
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