道の駅「めじかの里」とJAガソリンスタンドの間の道を上がっていくと
小さなトンネルが見えてくる
そのトンネルの名を「城乃峰隧道」という
この隧道は土佐清水市の文化財にも登録されていた今も残る素掘り(手掘り)の隧道
歩いていくと三崎・下ノ段地区に出る「隠れ隧道」
コンクリート吹き付けとなっているが素掘りだとわかる文化遺産と言える
しかし、先日行ってみると素掘りの隧道だったことが全くわからないような工事が
ネームプレートも綺麗になっていて
ブリキ板だろうか? 延長49.0mの短い隧道が様変わりしていた
部分的に崩落があり、このようにするしかないと判断したのかもしれないが
それは違うだろうと思う
歴史的遺産を保存していくのが行政の本来のなすべき仕事ではないのかと・・
以前、土佐清水市ホームページに歴史・文化財として掲載されていた「城乃峰隧道」
現在のリニューアルされたホームページ「歴史・文化財」からは削除されている
※以前、この写真の掲載許可は得ています
見る影もない今の「城乃峰隧道」の姿
崩落補修個所を一時的にカバーしているだけで、撤去されると思いたいが・・
日本ジオパーク登録に向けて再チャレンジ中の土佐清水市
先日「一次審査を通過した」との情報も聞いたが
ジオパーク(大地の公園) このような隧道等を保存するのが本来の趣旨ではないのか?
竜串海岸遊歩道も昨年の大波で破壊されたままで見捨てられている
海底館への遊歩道は改修工事をなされたが・・(車両が入れるから?)
今年の一次審査通過の通知前に聞いたとんでもない言葉がある
この2年間、ジオパーク関連(人件費等々)で1,000万円近い経費を費やしているはずだが
「今年も落ちて、また来年挑戦すればいい」と
行政側も一致団結して取り組んでいるとは思えない
チャレンジ1年目に「地域のお宝さがし」ということで参加させてもらったことがある
しかしその時、すでに参加者40名ほど記載された名簿があって関係者だけの集まりだった
「やっているという事だけをアピールしたいんだなぁ」と感じ、馬鹿らしくてその後参加していない
ジオ担当者は頑張っているとは思うけれど、地元住民は盛り上がらず冷めきっていると感じている
今年、日本ジオパーク登録となるかもしれないが、登録後に盛り上がる姿が見えてこない
撮影:2018/05/25(FRI) 消えた「城乃峰隧道」
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本日、11:00昨年より23日早く「九州北部・四国で梅雨入りしたとみられる」と発表
やってきましたねぇ~ ジメジメの嫌な季節が
夏場に水不足とならない程度に、ほどほどに雨が降ってくれるといいのですが(笑)