気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

3、4、5月の舞台など その②

2014-06-17 00:06:33 | 芝居

 前回の続きです。

自分の記録なので、興味のない方はすっ飛ばしてくださいね。

なんだかこれを書いておかないと、次の記事が書けないような気がして・・・・

 

心の中がせわしなく、落ち着かずというときは、舞台を見て夢中になるとスッキリ

心に穴が開いているような状態のときは、特に心にしみるのです。

それがたとえ、期待したような内容でなくとも、不満があろうとも、

舞台に夢中になって、現実を忘れる時間は、とても貴重で、リフレッシュします。

 

 演劇 

 手は広げず、三谷幸喜と 劇団☆新感線のみ。

やっと、プラチナチケットを取る意欲が湧いてきた。

大変なのです。あっちこっちの先行発売に応募し、抽選に当たらなければ、買えないのよ。

 

5月6日 「酒と涙とジキルとハイド」 銀河劇場にて

                       作・演出 三谷幸喜  出演・ 片岡愛之助・優香・藤井隆・迫田孝也

 

      

      久々の、三谷幸喜の純粋なコメディー。

     ジキル博士(愛之助)はハイドに変身する薬を開発した・・・・・はずだった。

     学会で発表して、世間をあっと言わせる・・・・・・・・・・はずだった。

     でも失敗に次ぐ失敗。追い詰められたジキル氏は

    役者を連れてきて、ハイド役 の身替りをさせることにした。

    そこに ジキル氏の婚約者(優香)が現れ、言葉も悪く、粗暴なハイド(実は藤井隆) に惹かれてしまう。

 

    ここに出てくるジキル博士は、真面目で、堅物で、融通の利かない人物。そしてプライドが高い。

    こんな人物が、変身薬ができなかったなんて、口が裂けても公表できるはずがない。

    窮余の策を考え出すが、そこから思いがけないことが次々起こり、ドタバタが始まる。

    このシチュエーションだけで、どんな話が展開していくのかワクワクしてしまう。

    三谷幸喜は、いつも思うけど天才です。

    最初から最後まで笑いっぱなし。愛之助・・・・歌舞伎の役者さんは、達者で、コメディーであっても楽々こなしてしまう。

    藤井隆、優香ともに、芸達者。

    久しぶりの、何も残らないけど、おかしさだけが残る、後味の良い舞台だった。

 

4月22日 「蒼の乱」 東急シアターオーブにて 劇団☆新感線公演

             出演・ 天海祐希、松山ケンイチ、早乙女太一 平幹二郎、新感線メンバー、

     

     劇団☆新感線の中でも、いのうえ歌舞伎という、時代物で、立ち回りの多いジャンル。

     新感線は他にも、ロックを中心としたものや、笑い重視の分野がある。

     天海さんが出るというので、何か月も前から楽しみにしていた。

     派手で華麗で、かっこいい立ち回りを期待してね。

     

     はるか昔、今の関東は、朝廷から見れば 荒くれ者の無法地帯。

     朝廷は関東を平定するべく兵を出すが、松山ケンイチ率いる一軍の抵抗にあう。

     ここまではいいのだが、その後松山ケンイチが関東を裏切り、朝廷側についたり、

     関東にいる恋人、天海さんと闘ったりする。 ラストは改心してというストーリー。

 

    松山ケンイチは発声もいいし、立ち回りも動きが良い。

    だけど、イマイチオーラが足りない。

    主役なのに、ただのフラフラしている頼りない人間に見える。

    新感線の舞台は、不条理と、荒唐無稽なストーリーが特徴だが、

    実力ある役者の力技で、ストーリーの矛盾を覆い隠してくれる楽しさがある。

    なんだか、そんな楽しさが、イマイチ不足していたような気がする。

    天海さんも 「薔薇とサムライ」より地味だったなぁ。

    得意の武器が、刀ではなく、弓矢というのもイマイチ迫力に欠けていた。

    早乙女太一の立ち回りは、以前より一層美しく力強かったけれど・・・・

 

    そして、いつもの裏切りキャラの役者が裏切らなかった!!ずっとよい家来だった!!

    裏切りはお定まりなのに~~~ いつ裏切るかと思って見ていたのに~

    サイドストーリーとして、切ない部分がいつもはあるのだが、今回は無くて、一本調子だったような気もする。

 

    と、なんだかんだ言っているが、やはり劇団☆新感線の舞台は面白い。

    もう、夏のチケット、取ってしまったわ 

 

3月3日 「 トラベルモード」  サザンシアター

                  友人がチケットがあるのでと誘ってくれた。

                 若い、イケメンの無名の役者さんばかりが勢揃い、まるで学芸会のような賑やかさ。

                 三銃士のコメディ版。

                 チケット代を払って見るほどのものでもないけど、今どきの若者が、一生懸命

                 挑んでいる姿は、気持ちよかった。

 

次回歌舞伎に続きます。

 

    

    

     

     

              

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 手相は当たる? & 3、4... | トップ | 3、4、5月の舞台など その③  »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
観たかったなぁ~。 (mako)
2014-06-17 09:50:54
舞台はやっぱり良いですよね。

最近あのチケット争奪戦に意欲が無くなってしまって(笑)
抽選に外れたら後追いしなくなりました。
ここの所外れっぱなしなのです。
体調も今一なのでしばらくお休みするかも知れません。
返信する
makoさん (☆銀河☆)
2014-06-18 00:17:03
 makoさん、それどころではなかったですものね。
これから、落ち着いてくると、舞台への気力も戻ってくることでしょう。
体調は、今までの疲れがでたのでしょうか。
時間がかかるかもしれないけどきっとよくなりますよ。

そういえば去年、母の看病と、亡くなった後は
バタバタしていて、舞台どころではなかったです。
実母の一周忌も過ぎ、義父も落ち着き、
やっと最近ゆとりの時間を持てるようになりました。
いろいろ時間がかかるものですね。
返信する

コメントを投稿

芝居」カテゴリの最新記事