気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

二月大歌舞伎 &シャルルとアンヌと社長の死体

2010-02-20 10:43:34 | 芝居

 

18日にブログの皆さんと歌舞伎鑑賞に繰り出しました。

昨日からその事を時間をかけて書いているのですが、

なぜか不注意で2度も失敗しています。

 

だんだんさん夢路さんラッシーママさんbonjiさんたちの記事が

雰囲気をとてもよく伝えていらっしゃるのでそちらを見てね。

私は簡単です。

 

当日は雪。じゃんじゃん降ってました。

 

かなり早めに着いたので、玄関前はがらんとしています。

 

  

いつもは込み合っていてこんなスッキリした写真撮れません。

 

本日の演目の看板。

人気の中村勘三郎なので、6枚連番でチケットが取れるか不安でしたが、

発売当日、パソコン前に陣取り、ゲット

皆さん楽しんでくださったようで、嬉しかったです。

感動を共有できるお仲間とみるお芝居は、いつもより一層感動的でした。

 

二月大歌舞伎・十七代中村勘三郎23回忌追善公演・昼の部

「爪王」  当代勘三郎の息子、勘太郎と七之助が出演。

      因縁浅からぬ鷹と狐の戦いを二人が華麗に踊る。

      七之助の鷹は可憐で優美でけなげ、勘太郎の狐は力強い。

      雪山の白一色の世界に、七之助が羽ふりみだし、勘太郎が赤い血を流す。

      戦いが終わり朝焼けの色が美しい。

      歌舞伎の美しい色彩の世界と二人の華麗な踊りが、

      観客を夢の世界にいざなう。

      

「俊寛」 俊寛はこれで3度目だけれど、見るたびに新しい発見がある。

      勘三郎の俊寛は切々たる慟哭は涙を誘う。

      最後の舞台転換・・・・

     砂浜が一瞬のうちに、荒海に突き出る崖になる舞台転換は見るたびに、感動する。

     歌舞伎の伝統は、俳優だけでなく、舞台装置にも、小物にも、小屋にも、

     歌舞伎を構成するもの全てに受け継がれていると感じる瞬間だ。

「口上」 先代勘三郎ゆかりの役者達がそれぞれの思い出を語る。

      裃姿で、正座し、並んで頭を下げている姿は美しく、気も引き締まる。

「じいさんばあさん」 優美で妖艶な玉三郎、立っているだけで絵になる仁左衛門。

      仲のよい若夫婦が、思いがけず離れ離れになり、37年後に再会する話。

      二人の名演技に、思わずほろりとしてしまった。

      それにしても、あでやかな二人が、老人になって出てくる姿にビックリ。

      何もここまでと思うぐらいの老け様で、髪は真っ白、腰は曲がり、

      足元もおぼつかない。

      歌舞伎は誇張の世界なので、そんなものかと思うけど、

      欲を言えば二人の美しい姿をもっと見たかったな

      でもとてもいいお芝居でした!!

 

 とても楽しかったです。皆さんご一緒できてよかった!!、有難うございます。

 

さて19日、劇団NLTの公演に行ってきました。

 

昨日とは大違いの、恵比寿のビルの中の劇場。

フランスの、クスッと笑える明るいコメディです。

昨日の重厚感ある世界から急にこれだと、違和感ありますね。

これはこれで楽しめたけど、もっと時間を空ければよかったなぁ~

 

  

コメディに来て行った紬。帰ってから着てみたウールの普段着。

あまりウールは持っていないけど、これは先日浅草のたんす屋で、気に入ってしまったもの。

半額セールでした!!

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする