アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

やっぱり木を切って、植樹祭

2014年12月21日 | 公園論
やっぱり木を切って、植樹祭
 
 来年(2015年)5月に予定されている第66回全国植樹祭の基本計画書の15ページには、「お野立所は白山と木場潟湖面の両方の眺望が望める場所に配置し、県産材を使用した仮設の構造物とします」と書かれている。

 「お野立所」とは、国語辞書(goo辞書)によれば「大演習などで野外に設けた天皇の休息所」のことをいう。まさに天皇の戦争行為と結びついている言葉を未だに使い回している。

 12月21日の朝刊は、天皇が1回座る「お野立所」のためだけに11本のスギの古木を切ったと報道した。11本の古木を切り倒してまで、天皇の座る場所を設けるなど、未だに野外大演習を統監する天皇(制)が生きているようだ。

 100歩譲って、天皇に座る場所が必要ならば、雨風をしのげる程度のテントと、折りたたみ椅子を準備しておけばすむことだ。1983年の植樹祭とおなじく、木を切って植樹するという愚がくりかえされたのである。
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